大企業は働くべき場所ではなくなっている

しい子供達にどんな生き方をさせたいか?

と問われたとき、やりたいことがしっかりある子供たちに、大企業で働かせることは、私はまったくおすすめしない。

やりたいことはないけれど、人と比較して給与の良い仕事が欲しいという場合だけ、おすすめする。

そんな状況であるので、そのことを今回は書いてみたくなった。

私は、ITの仕事の都合で、大手企業ばかりに特化して、様々な大企業の現場を見てきたが、共通していえることは、大手企業の仕事は、どれも、仕事ではないということである。

手も動かさない、管理だけが、求められる。それが、大企業である。

新しい技術や、新しい取り組みは、自分たちがやるわけではなく、成熟した段階で、買うのが、大企業であって、先取りで、自分たちが、やるということは、ないのである。

だから、新しい仕事は、大企業にはないのでる。

また、大企業というのは、失敗ができないがために、新しいことができないのである。チャレンジをしないのが、大企業なのである。

チャレンジをしているのは新しい企業であり、その企業を買うことで、新しいことをしていると、言っているのが大企業なのである。

確かに、創業当時は、チェレンジしかなかったのが、今の大企業であっただろう。

しかし、それは創業当時の、ベンチャー企業のときの話である。ベンチャー時代、創業時代が終わり、大企業になった大企業に残されているのは、保守やメンテ、人の管理、外部業者の管理。そんな、仕事しか残っていない。

それが大企業という場所である。

お金のために働く、それが大企業の仕事である。

大学、大学院で先進の技術を学んだとしても、それを使う場所は、大企業ではないのである。それが、現在のこの国の問題でもある。

危険、危険と先進の技術を学ぶことすらも、できなくなっている日本。どこに向かっているのか、日々、疑問しかない。

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