先日購入したAntminer L3+ですが、電源がなかったので動かせませんでした。今回は電源を購入しましたので、実際稼働までの手順を簡単に記載し、今後購入を検討される方の手掛かりになればと思います。
今回の購入は、私にとってもお試しでした、いくつかチェックしたいところがありました
・支払い手続きはできるのか
・日本にきちんと配送してくれるのか?(届くのか)
・関税はどれほどなのか?
・76db(デシベル)の騒音はどのような音なのか
・設定はどう行うのか?
・日本の電源で動くのか?
・儲かるのか?
・…
これらのうち稼働に関する手順をご説明したいと思います。
セットアップについて
1、準備
本体と電源を確認しよう!
L3+を箱から出すと、本体のみしかありません。説明書はなく一枚の注意書きだけです。まったくもって、一般人向けではありません。パソコンの自作をするような方は、抵抗感はないとは思います。これに対して、電源を繋げばいいのですが、電源といってもパソコン用の電源ユニットのことなので、パソコンの自作をするような方にしかなじみのない、電源ユニットを準備する必要があります。
これは、価格コムで値段を比較しながら通販で買うのが一番いいかと思います。なぜなら、今回のL3+もそうですが、800Wもの発熱量を持つものだったり、常時使うことになるため、高性能の電源を確保する必要があるためです。普通のお店では売ってません。自作専門店は、秋葉原などに行かなければありません。
今回私が購入したのは、自作用の電源ユニットでした。1500WまでOKのものです。電源ユニットは、BITMAIN社で売られているものを買う考えもありますが、電気の規格が、中国と日本では違うし、もちろんほかの国とも違うので、そのまま使うのは疑問があります。セットで買える、PSUは105ドルなので、明らかにお安いですが、長期に使うには疑問です。また、発熱は火事にも直結しますので、日本で売られているものを買うべきと考えています。
ということで、電源ユニットを買うと6ピンのケーブルが普通に入っているので、1台で追加のケーブルなどは買わず、まかなうことができました。追加で買う必要があるのは、スイッチです。本来は、パソコンのマザーボードとセットで使うことが想定されている電源ユニットなので、マザーボードへの接続がないと動きません。それを可能にするためのスイッチが必要です。今回購入したのは、下記です。
アマゾンで最安値のやつを買いました。結果問題はありませんでした。電源ユニットでマザーボード用のコネクタにこの検証ボードをさして、6ピンのケーブルユニットを本体にさしていけばOKです。しかし、ここで問題があったことを思い出しました。6ピンのケーブルが足りなかったのです。でも、私は、SATA用の変換プラグを、グラボ用のため前日に2本用意していたので、すぐに使えたのです。
電源ユニットが一つの場合は、起動の際におきるズレの問題、同期の問題を考える必要がありませんので、特に気にせず、6ピンを9つさしてしまえばよいはずです。
というところで、電源の準備だけでも、作業が発生しますので、苦手な方には敷居が高い部分になりますので、細かく説明を書きながらの記事とさせていただきました。
次の記事では、LANケーブルの接続と起動に関して書いていきます。