アジを釣るのに使うルアーは、捕食しているエサがスタートラインです。ということで、まずは捕食しているとされるものを書いてみたいと思います。
アジが捕食しているもの
シラスやイワシといった小魚、エビ類
アジの口の大きさをみると、シーバスのような魚に比べると小さく、フィッシュイータでありながら、小型の生き物を捕食してることが見えてくとは思います。
アジが泳いでいる場所
アジが泳いでいる場所は、海底ではなく、水面に近いところから中層だと言われています。そのため根魚が釣れる海底よりも上の棚で釣れるイメージになります。
もちろん海岸や堤防近くのアジは浅いところにいるわけですが、底引き網で取られるように、船に乗り海洋に出てしまえば、魚群探知機を使ってどこを泳いでいるかを調べる方が効率がよくなります。
アジにはどんなルアーがいいのか?
口の大きさを考えると、5センチ程度のサイズがいいことが感じられると思います。
また、泳いでいる場所が根がかりをする底よりも上ということなので、ソフトルアーではなく、ハードルアーでもマッチしてきます。
ハードルアーは一つ1000円単位なのに対し、ソフトルアーは1つ100円未満ですから、根がかりするかしないかで、判断がわかれます。
アジの口は薄く弱いので、鋭い針を利用したい
アジの口は薄く弱いという特徴があります。そのため、ヒットしたとしても、ファイトは丁寧に行わないとばらしてしまう可能性が高くなります。
また、ばらしてしまうと口を怪我したアジはたいてい弱りエサとなってしまうので、できる限り釣り上げ、食材にしたいところです。
ソフトルアーを使う
アジのルアーフィッシングのことを、アジングと呼称することが定着しましたが、そのスタイルはメバリングとほぼ同じで、ソフトルアーを使った釣りが多いです。
堤防などのショアから狙う場合、メバルもアジも捕食しているベイトに大きな違いがないので、住んでいる棚や地域が異なるだけで、基本的に食べているものは一緒であるとされています。
となると、メバリングで使っている道具をそのままアジングで使ってもOKという定義がなりたっています。
ソフトルアー(ワーム)
ダイワ(Daiwa) アジ ワーム アジング メバリング 月下美人 ソードビーム 2.2インチ 蛍霧羅パープル ルアーアジングで使うソフトルアーはどちらかというと、小魚に近い動きをするものが良いイメージです。
温かいシーズンになると、シラスや生まれたばかりの小魚がたくさん堤防などに泳いでいますが、それを捕食しているのもアジです、似たような動きをすれば、当然ルアーをそのようなベイトと間違えて食ってくる。それが、ソフトルアーが使われる理由です。
ハードルアー
ソフトルアーがあるのに、ハードルアーをアジングで使う理由を問われれば、まずはルアーフィッシングが趣味の釣りであることからでしょう。
数を釣るなら、釣りではなく漁が一番ですが、大人の愉しみとしてするルアーフィッシングであれば、いかにルアーで釣るかがその魅力となってきます。
シマノ ルアー アジング メバリング ミノー ソアレ ライズショット フラット 50S AR-C 50mm 4.6g シンキング OM-350R 05T カガヤキナミノハナ根がかりを気にしなければいけない、メバルなどの根魚を狙うのに比べれば、表層を泳いでいるアジには、その心配がなく、ハードルアーを使いやすい魚です。
ソフトルアーはパックから出してしまうと、鮮度が落ちるように劣化していきますが、ハードルアーはそのような劣化はしないので、なくさなければずっと利用することができます。
また、ソフトルアーに比べると比重があり飛距離がでますので、広範囲に狙うことができるメリットがあります。
メタルジグ
ダイワ(Daiwa) メタルジグ アジング メバリング 月下美人 プリズナーTG 3g イワシ ルアーアジは回遊魚です。根魚とちがい、いつもの場所で、いつものように釣れることはありません。
群れが回ってきた時に釣れる魚、それがアジだとも言えます。
そのため、堤防などの釣りでは、アジがいる場所にルアーを投げることが、釣れるか釣れないかのポイントになることが多いです。
そうなってくると大事なのは、ルアーの動きよりも、飛距離という視点にたつことができます。そうなったときに魅力的になるのがメタルジグです、