岡山県でのライトソルトルアーフィッシング -出張中に牛窓漁港での釣り-

カサゴ

仕事が忙しすぎて、当時あまりブログを書く時間をとれなかった記事をきちんと書き直し、読み応えのある記事へとリバイスすることをやっていこうと思います。

今回はその第一弾、岡山県でのライトソルトルアーフィッシングについて、リバイス記事を書いていきます。

岡山県の牛窓漁港の場所

牛窓漁港を知らない人のために、場所に軽く触れておきましょう。

新幹線の岡山駅から車で約45分でいける牛窓漁港。瀬戸内海の中心と言えるような場所に位置しています。

瀬戸内海にあり、波が穏やかで、海と言うより湖?という印象があった思い出があります。太平洋側の海はたいてい波が激しく、堤防がないと釣りができないような荒々しい場所がありますが、まったく違った姿でした。

なぜ、岡山県で釣り?

関東に住んでいる私が、なぜ岡山県で釣りをすることになったのかを、軽く書いておこうと思います。

私は当時、岡山県と言えばの大手の企業のプロジェクトのPMOとして、約半年岡山県に出張状態で仕事をすることになりました。

日曜日の夕方18時には東京から岡山県の出張先に向かい、平日働き土曜日の朝5時に東京に戻る、という生活をしていました。平日も朝8時45分から22時ごろまで働き、今思えば、とてもひどい扱いで、ブラック出張と言えるような仕事でした。

さて、そんな地獄のような生活の中でも、半年に2日くらいは自由に過ごせる日がありまして、その1日を釣りに使ったのがこの日でした。

釣りが唯一の息抜きだったのは語るまでもありません。

ライトタックルを岡山に持ち込んでいた

さて、このころ既に海釣りが大好きだった私は、忙しい仕事の中でもいつかは釣りができる日ができるのではないかと、岡山と東京の新幹線の往復の中で、ライトタックルを岡山のウイークリーマンションに持ち込んでいたのでした。

必要最低限ではありましたが、4時間程度のルアーフィッシングには十二分に使える洗練させた道具をそろえていたと思います。シマノのステラを持ち込んでいたのが、その証拠の一つではないかと思います。

タックルボックスには、メバリング用のワームとジグヘッド、ハードルアーが格納されていましたし、クーラーバッグの側面の物入れには、ハサミ、フィッシュグリップなど、必要最低限の道具が入っていました。

チャンス到来!なぜ、その日釣りに行けたのか?

ブラック出張の私がなぜ釣りに行けることになったのか?

それはある平日のこと、その大企業の社員だけで祝う祝賀パーティーが行われ、外部協力会社として参加していた私は、その祝賀パーティに出席する資格がないため、強制的に会社にいてはいけない日ができたためでした。

普段、協力会社として東京からブラック出張で来て、仕事のお手伝いをしているのに、パーティには参加させてくれないなんて、酷い話だ!!なんて思いますが、そこは資本主義、日本のすばらしいところ。

腹立たしくはまったく思わず、「やったぁ、釣りに行ける!!」とレンタカーを事前に予約して、ウキウキの釣り早退ができたのでした。

岡山の道路事情

この日レンタカーを使って岡山県の道を走ることになったわけですが、いくつか気になるところがあったので、書いておこうと思います。

岡山市内は、やはり都市ということで、ビルやマンションもあり洗練されているのですが、車で10分も走るといわゆる埼玉の田舎のような感じになり、自然豊かですばらしい場所だったイメージがあります。

岡山ブルーライン

幹線道路に集中するため道路はそれなりに混雑していましたが、埼玉県の渋滞のような感じではなく、やや混んでるくらいですいすいいけました。

また、牛窓漁港近くの信号は、黄色点滅の信号が多く、普段はあまり車が走ってないという印象がありました。

牛窓漁港フェリー乗り場に車を止めて釣り開始

関東と比べたらびっくりするくらい人がいない場所だったので、普段のブラック出張を忘れるほどすばらしい景色に感動しました。

そんな場所でしたが、釣り人はいらっしゃいました。平日の夕方、あまり人はいないだろうという予想があったのですが、そこは海。地元のお爺ちゃんたちが常連さんのように釣りをしていたと思います。

彼らが狙っていたのはママカリ!ママカリはルアーフィッシングの対象魚じゃないので、へぇと思っていました。

釣り始めて10分で最初の釣果が!

車を止め、モバイルロッドを伸ばし、リールをセット。ラインを出して、ジグヘッドをセットし、釣り場を歩いていきました。

テトラポッドのような足場があったので、ひょいっと超えていき、とりあえずキャストをするけれども、1投目はダメ、2投目もだめ。

さては、と数メートルほど場所を移動して、ブロックのような根がある場所があったので、再度3投目のキャスト。

すると、すかさず、何かにひっかかる!!!根がかり?いや、根がかりじゃない!!ということで、上がってきたのはカサゴ!!

3投目でいきなりのカサゴでした。

連発、連発

いきなり釣れて気分がのってきたところで、4投目、またもやカサゴが釣れます。

そして、次も釣れてとやっていると、先ほどのおじいちゃんたちがルアーで釣りする私を物珍しそうに見て、

「なんでーアラカブかぁ」

そんな感じのことを言っていたのを思い出します。。。

東京から行ける釣り場だと、釣り人が多すぎるせいで、カサゴすらもあまり釣れないような場所が多々あるというのに、ここではハズレ扱い。どれだけ豊かな海なんだろうかと、改めて感じました。

4匹も釣ってしまうと、おかずには十分だし、カサゴならいくらでも釣れる感じでしたので、場所を移動することにしました。

釣り方を変えたら釣れなくなる

カサゴポイントは後にして、フェリー乗り場にやってきました。そこではファミリーがサビキ釣りで釣りをしていました。

もちろんそのファミリーさんにも釣果があり、釣れていたのにびっくりしたのも覚えています。なぜなら、関東では釣果ゼロのファミリーを多く見かけるからです。

改めて豊かな漁場であることに感動しました。

さて、フェリー乗り場で釣りをしていると、今度は全くつれなくりました。試行錯誤して、いろいろ試しましたが、暗くなるまではまったく何も釣れませんでした。

夕方薄暗くなると・・・

絶対に魚はいるはずなのに、なんで釣れないのだろう・・と思いながらも明日は仕事、できて夜21時、そう考えながら、カサゴ意外の釣果を狙っていました。

すると、なにか葉っぱでもひっかかったような軽いヒットがありました。ママカリです・・・

さすがに、ママカリはスレでつれたのかなぁと思ったのですが、刺さっていたのは口!!これはびっくりしました。

以前、いわしもヒットしたことがあり、その時もスレかとおもったら口だったのですが、この経験で私は、たいていの魚は小魚を食べているのじゃないかと思い始めました。

ママカリをルアーで釣るなんて、びっくりでした。

そして、さらにびっくりなことがおこりました。

なんと、ソードフィッシュ。つまり、太刀魚がつれてしまうんですね。これには、びっくりしました。

メバリングタックルで、太刀魚ですよ。想像の範囲を超えていました。

大満足の帰宅

この日は、楽しすぎて、夜の21時まで釣りをしました。明日の仕事のことを考えると、早めの帰宅がちらつきましたが、楽しすぎるルアーフィッシングには、勝てませんでした。

レンタカーの返却タイミングの22時が間に合う21時くらいまで、釣りをやっちゃってましたね。

ただし、料理は全くできずで、冷凍にせざるを得なかった気がします。平日の疲れがたまっている中で、翌日仕事。次の朝食べられるママカリだけを料理して、後は冷凍にしてしまいました。

また行きたい牛窓漁港

瀬戸内海での釣りは、3回ほどやりました。どの場所でも、短時間で釣果があり、関東とは比べ物にならないくらいの楽しい釣り場があるイメージがあります。

この牛窓漁港もすばらしいですが、できれば他の漁場にもいつかまた行きたいです。現在住んでいる東京から向かうとなると自費だとつらいものがありますが、釣り動画を撮影するようなことがあれば、行ってやってみたいものです。

お読みいただき誠にありがとうございました。

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