春告魚をメバルという
そもそもはニシンが、3月から5月にかけて産卵のために北海道の西岸に押し寄せたので、春告魚といえば、「ニシン」だったそうですが、ニシンが取れなくなって久しいので、今は「メバル」のことを春告魚というそうです。
この言葉を聞いてしまうと、我々釣り人は、メバルは春が釣りのシーズンだよね!?と錯覚してしまうかもしれませんが、これは違います。
旬はウスメバル
東北地方近海で早春から旬を迎える「ウスメバル」。たけのこの出る季節においしくなるとされ、3月から5月頃に出回ります。メバルは、煮つけにすると最高ですが、この「ウスメバル」は、水深100メートルほどのところに生息しています。
ルアーフィッシャーマンが相手にするメバルとは異なります。
メバリングのシーズンは?
メバリングのシーズンはいつかというと、12月~3月の冬とある雑誌では定義されていましたが、私の理解ですと、シーズンはありません。
メバルがいる場所にいけば釣れます。
ただし、ポイントは、メバルがいる場所です。
私がよく行っている「那珂湊漁港」では、11月、12月、1月、2月、3月、4月でも、夜行けば釣れると、私は考えています。
ですが、なぜシーズンがあるのかというと、それは成長に合わせて移動しているからだと感じています。
那珂湊漁港で釣れると言っても、そのサイズはとても小さいもので、15センチまでのものしか漁港内ではほとんど釣れません。
しかし20センチ以上のものを狙う場合は、別のとある堤防が私にとっては、ポイントです。
その場所もシーズンがあります。
このようにメバルがどこにいるのか?また、釣れるのか?というところでシーズンが生まれます。
どうしたら、メバリングのシーズンがわかるのか?
私が知っているメバリングができる釣り場、十か所程度で、どのシーズン釣れるのかを知った方法を思い出してみると
- ネットで調べる
- ツイッターで調べる
- 雑誌で調べる
- 実際に自分で試す
この4つだと思っています。
自分で実際に試さなければ、正しい情報は得られないんだという人もいますが、自分で試したその自分の釣りの腕やポイント選びが悪ければ、釣れないので、自分が釣れないからと言ってシーズンではないということもできません。
この4つ、すべてをつかってシーズンを判断していると言えます。
ただし、みんなが釣れると言っている釣り方と自分の釣り方が違ったら、どんなに頑張っても釣れませんので、自分にとってのシーズンというのはある気がします。
今もツイッターでは、メバルの釣果報告が続々と上がっています
このサイトでは、「メバリング」をキーワードとして、ツイッターの最新生情報が出力されるページを用意しました。
この報告を見てみても、2月だろうがメバルは、バンバンつれています。
春告魚=メバルのイメージは、メバリングのシーズンではありません。
しかし、メバルが世間一般での知名度があがることはよいことであるきもしますので、悪い気持ちはしていません。
本日も最後まで、閲覧いただきありがとうございました。
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