仮想通貨の価格を決めているのは誰か?

仮想通貨や株、為替、商品取引などなど、様々な投資商品はありますが、これらの価格は誰が決めているの

という疑問が湧いてくるのは私だけではないと思います。

このページは仮想通貨をテーマに書いているので、仮想通貨にフォーカスし仮想通貨の価格を決めているのは誰かということを書いてみたいと思います。

仮想通貨を買うとなると、購入できる場所は、基本的には取引所です。ビットフライヤー、コインチェックやザイフなど、様々な取引所で、買えるものです。

しかし、この価格は誰が決めているのでしょうか?

知ってるって?「市場だ」と。読み方は「しじょう」ですね。

株であれば、株式市場。為替であれば、為替市場。商品であれば、商品市場です。

仮想通貨なのだから、仮想通貨市場です、当たり前ですね。

では、市場には誰がいるのでしょうか?

買い手と売り手、そうです。誰かというと、投資家がいるわけです。

そして、あなた自身も投資家の一人になることがあります。

でも、毎日はいません

おそらく、通常は、価格の上下を眺めて、上がっては喜び、下がっては憤慨し、狼狽し、あおられては、心が穏やかならない日々を送っていると思います。

ただ、眺めているだけです。

でも、あなたには、売るタイミングが来ます。

・買った値段より上がっていたのに、買った値段に戻ってきた

売らなきゃ

そうやって、あなたが売りに出すときに、仮想通貨の値段が決まります。

このことから、何がわかるかを考えてみる必要があります。

価格を決めているのは、結局のところ、売り手なのです。

その値段で、売ってもいいと、手放すその瞬間に価格が決まるのです。

結局、モノと同じなのです。市場を通すことで、記録が残ることになり、その、売り手が決めた価格が、一般に公(おおやけ)になるのです。

仮想通貨の始まりを考えてみましょう。仮想通貨の始まりは、コインなどありません。開発者がプログラムを書き、実行しマイニングを始めることで、通貨が生まれていきます。そこにマイナーが現れ、さらにマイナーがあらわれ、また一人、また一人とマイナーが現れます。

そして、その後で、市場が生まれていきます。市場が生まれても、売りたい人が現れなければ、結局は値段がつきません。けれど、たいていは売りに出す人が出てきます。

そして、値段が付くのです。

この事実を鑑みれば、いま、ビットコインの価格が70万円だとすれば、その値段で売っていいという売り手が現れたということなのです。

70万では売らないと思えば、その値段のビットコインは現れないのです。しかし、実際には、現れます。

投資家になれば、この考え方は誰もがわかることなのですが、投資というものに参加したことがない、興味もないという人にとっては、物の価値を誰が決めているということすらも、知らずに生きていることがあります。

HODL,HODL,HODLという言葉がありますが、売らせない、安く売らないことが、価格上昇の決め手ではあります。

けれども、誰かしらが、それを裏切ったり、もうダメだと信用しなくなるので、売り手が生まれ、価格が形成されていくのです。

そうやって、チャートをみれば、人々が何を考えてきたかの歴史のようなものだと、眺めることができると思います。

そして、考えるべきことは、もしもチャートを上昇させたいのであれば、人々に価値があると思わせ、売らせないことが大事だということであり、チャートを下降させたいのであれば、人々に、価値がないと思わせ、売らせることが大事だということなのです。

SNSやニュース、そもそもの専門家がよってたかって、価格の話をしますが、誰もが、自分の利益のために、カードゲームをやっているのが、市場という場所です。

私は参加していないが、という人も、どこかでお金をもらって行動をとることもありますし、誰を信じることもできない。そんな場所が、市場なのです。

だとしたら、やれることをやるのが、ホルダーの役割でもあります。ビットコインの価格が70万円近辺で止まるのは、おそらく皆が、その価格が妥当だと今は、思っているからだと思います。

上昇したら、売っていいと思えるのも、底が妥当だと思い込んでる人が、多数いるからとなります。

 

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