社会の授業で耳にしたことのある「信用創造」。一般的には、なってませんよね。ルールの一つですがこれってさっぱりよくわからない概念です。
普通に考えたらありえないので、結局は人間が考え出した、こじつけだと個人的には思っています。
Wikipediaの定義を見て、学んでみましょう。
Wikipedia
信用創造(しんようそうぞう、英: money creation)とは、銀行が初めに受入れた預金 (本源的預金) の貸し付けによって預金通貨を創造できる仕組みを表す[1]。簡易には準備預金制度のもとで、銀行のみが有する「貨幣を生み出す」機能を指し、創造される信用貨幣の量は準備預金制度に依存する[2][1]。銀行が貨幣経済において果たしている重要な機能のひとつ。預金創造とも呼ばれる[1]。
銀行だけができる通過を創造できる仕組み
これを納得できますでしょうか?私は、初めて聞いた時は学校の授業の話ですから、基本的に記憶をするだけの状態でした。そのため、これがどんな意味を持つのか、そもそもこのルールがなぜ存在するかもしりませんでした。
とんでもなく恐ろしいことなのにです。
ただ、都合のいいうまそうな話だなぁと匂いました。で、実際のWikipediaに書かれていることは、この先の情報もほとんどありません。それはつまり、良く知る人がいないということでしょう。
ただし、次のような衝撃的な文字が続いてが書かれているのです。
・「信用創造能力は理論上は無限である」
・「銀行貸出こそが貨幣供給の源泉」
銀行は、真面目で、かたく、誠実なイメージがある人もあるかもしれませんが、文字を見て驚いてください。
信用創造能力は無限っていっちゃってます。つまり、いっくらでもお金作れるぜってことを言ってます。
さらには、銀行の貸し付けが貨幣供給の源泉だといっちゃってます。これも、びっくりですよね。金作ってるのって銀行だって話なんですよ。
その原因の元は、信用創造ということですが、普通はこれを聞くとびっくりすると思います。しかし、学校の義務教育。社会の時間で平然と教え、覚えるのですから、びっくりします。
学校の先生は、この問題に気づいているんでしょうか?
さて仮想通貨になぞって考えてみましょう。このサイトは仮想通貨のサイトです。
このいくらでも作れる源泉が銀行ということは、仮想通貨においても、同じような信用創造を、銀行はやれるぜってことにつながります。合法的に(準備預金制度)
ビットコインは、今やメジャーな仮想通貨ナンバーワンですが、はっきりいって現行の銀行は、この怪しい仮想通貨をほとんど保有していないと思います。
だとするとやれることは一つ、ビットコインを預けてもらってから、貸し出すわけです。となると将来的には、ビットコインも信用創造によって増やし、貸し出しを行ってくる可能性があるということです。
ただ、それって現実的には無理です。なぜならば、ブロックチェーンにはその機能が現状ないからです。ビットコインのプログラムの中に信用創造があるとは聞いたことがありません。
銀行が勝手に信用創造したビットコインが生まれることも、ブロックチェーン上にのることも想定されていないと思います。
となると、現時点では、ビットコインは信用創造は不可能ということになるかと思います。これは、銀行には、不都合と言えるでしょう。