これからの未来『法定通貨でできること、仮想通貨でできること』

仮想通貨は新しい価値だ。お金とは違う新しい価値。それを仮想通貨は持っている。その価値とは何かをよく考えてみよう。

法定通貨ができることを並べてみようと思う。

・生活費の支払い
・教育費の支払い
・交際費の支払い
・遊戯費の支払い
・交通費の支払い
etc

これまでの人間社会において、法定通貨は、食べるもの、着るもの、遊ぶもの、など、ありとあらゆるもの法定通貨により買う・購入するということで、そのサービスを享受することができた。

これは、あくまでもこれまでの2020年前(仮定)の歴史においてはそうであったろう。しかし、これには問題がある。

国家間の経済格差が問題になり、日本では楽しめるものも、貧しい国においては、ゲームを楽しむ、自動車の運転を楽しむ、インターネットを楽しむなど、一部のお金持ち経済格差によりできないものが当たり前のように存在していた。

日本でも、昭和の時代。テレビを見るのも金持ちが先行したし、冷蔵庫といった家電も金持ちが先行。宇宙にいくのだって、金持ちが先行したのである。

この格差が問題は、生まれた瞬間に存在する経済格差である。生まれた場所により、生まれた家庭により、立ち向かわなければならない貧困との戦いが生じていた。

法定通貨のお金持ちにしかできないことが、存在しているのである。

しかし、遂に仮想通貨は生まれたのである。これは、すべての人が持っている法定通貨とは違う。新しく生まれた瞬間には、ほとんどの人が保有していないのだ。

そのことは何を意味するかというと。興味を持った人間が、活動をし始めた人間から、得られる価値がある。それが既に存在しているということである。

確かに、仮想通貨の情報は、まだ平等に行き渡っていないかもしれないが、興味を持った人から得ることができた通貨・価値でもあった。

これは、何を意味するかというと、確かに、生まれた瞬間に発生する経済格差は、今後も存在するが、生まれた瞬間から、平等に享受できる新しい価値を手に入れる選択肢が生まれたということである。

わかりやすく言えば、食べるもの、着るもの、通う学校、それらのことは法定通貨により格差が残るかもしれない。しかし、ゲームで遊ぶ、音楽を聴くなど、生活のインフラ以外のことは、法定通貨の格差とは別次元の価値であることから、あたらしく生まれた仮想通貨により、利用できるとなれば、興味を持った人から受け取れるサービスとなりうるということだ。

お金がないからできないではなく、興味がある人はみんなできるよ、というサービスが生まれてくるのがこれからの社会となりえるということだ。

これは、大きな社会の変化をもたらすと感じられないだろうか?

2000年以降に生まれたオンラインゲーム。これらは既に存在した。だから、オンラインゲームを例に考えてみてほしい。オンラインゲームという閉じられた空間。この空間では、ゲーム内通貨が使われた。ゲーム内通貨は、ゲームに参加した人が、ゲームの中で得られる、現実にはない、仮想の通貨である。

ゲームに参加した人から得られる通貨であり、ゲームの中で先に活躍したや多くの時間を費やした人が多くのお金を稼ぐことができた。その結果、後から参入したプレイヤーは、この格差を是正するために、法定通貨での交換を申し出るほどまでにだ。

このゲーム内通貨はゲームの中でしか、これまでは使えなかった。しかしだ、最近はゲーム内通貨を仮想通貨にしようという動きがある。

これは大きく社会の変化を必ずやもたらす。

ビットコインと交換可能な仮想通貨は、法定通貨とも交換可能な通貨なのである。

ゲームを遊んだ人が、その価値を得られるようになるということが起きるということだ。確かに、現実問題。プロゲーマーという職業が実際の職業として存在をし始めたように、ゲームにもプロが誕生するに至った。しかし、これはゲームに特化したものではない。

将棋、相撲、ゴルフ、野球、サッカーありとあらゆることにプロの世界はあり、これまでの既存の社会でも、それらの世界で活躍することができれば、職業にし、富をえることが出来た。

今後は、これがゲームにも対応するということである。そして、この考え方が、これから起こりえるすべてのサービスに対応するのではないかということを考えるべきでもある。

これまで、貧しい過程に生まれた人が、この社会で豊かに生きるには、特技を磨く必要があった。特技を身につけるためにお金が必要だった場合もあったが、学校といった教育機関が存在しないものであれば、皆平等に、独力で学び、稼げるようにまで至ることができた。

芸能、スポーツ、など、では、そのような逆転劇はすでに起きていた。

仮想通貨という新しい価値が生まれたことで、その変化は、どんなものにも生まれてくる可能性がある。

つまりだ、生きること、楽しむこと、活躍すること、行動することが、仕事以外でも、お金を稼ぐ(仮想通貨を稼ぐ)ということに、つながる社会が、始まるということでもある。

一部のプロしか教授できなかった利益を、今後は、一般人が得られるようになる可能性を仮想通貨は秘めているのである。

皆が平等に受け取る可能性を秘めた新しいサービスを、ぜひとも、感じてもらいたい。

これは、現時点では、私の妄想かもしれないが、そのような社会へのインフラは整いつつあると感じている。それがいつ始まるかだけで、もうその動きは始まっている。

仮想通貨でできるゲームはすでに試みられている。これが生まれた時、大きな変化が起きることは間違いないだろう。ビットコインがうまれたときのように。

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