マスターノード系仮想通貨投資の注意点

私は、以前記事にも書いた通り、この数か月、マスターノード系の仮想通貨に手を出してきました。

20種類くらいは、実際に買って、マスターノードを運営してみたのですが、その中には、ずっと下落し続ける仮想通貨、さらには、開発自体がとん挫してしまい、ごみになってしまった仮想通貨などあるのですが、それらの経験からどのようにプロジェクトを見たらいいのか?というところを書いてみたいと思います。

更新は頻繁か、新しい独自の取り組みはあるか?

新しい仮想通貨、特に最近できたものは、ICO詐欺と同様に詐欺のものも含まれているという印象があります。新しい仮想通貨は、ビットコインやDASHなど、既にメジャーとなっている仮想通貨のソースコードを利用しているのでプログラムの知見があれば、いくらでも発行ができてしまう状態です。

となると、悪事を考える人々がいるわけです、宣伝文句で、俺たちはこんな新しいことをやりますよと、投資家を募り、資金を集め、上場したところで、自分たちの保有通貨を売り、そして、とんずら。

そんなことをやってくる人々が少なからずいます。

こういった通貨に出会わないためにも、ある程度、情報が頻繁に公開されている通貨しか、手を出さない方がよいと私は考えています。

少なくとも、Discordなどに頻繁にログインするスタッフが常駐し、マスターノード設置に関するトラブルの対応ができる状況がないようなものは、ほぼダメですね。また、問題が発生したとしても、それを放置せず、対応方針を明確にしているかも大事かと思います。

新しい仮想通貨は、新しいことだらけで、とくには技術的に行き詰ったり、メンバーが失望して抜けたりと、いろいろあるわけですが、そんな中でも起業家精神を持ち、仮想通貨をリードしていく意思がないと、たいていの通貨は、最初はその気がなくとも、詐欺のような形で終わっていると感じます。

ウォレットが安定しているか?

数十種類のマスターノード運営をしてみて、感じることとして、マスターノード設置が難しかったり、安定して稼働できないような通貨は、やはり危険度が高いと思っています。

そもそも、設置が難しいと、参入障壁が高いということで、初心者が興味を持ってくれません。また、つながらなかったら、MN報酬も得られませんから、投資家の興味をそぐだけでなく、失望して、売りに出すに決まっています。

なので、安定した状態のプロブラムを提供できているかは、非常に大事だと思います。

マスターノード報酬の量が適切か?対策を打つか?

マスターノード報酬の量も非常に大事な確認ポイントです。投資家の数よりも、発行枚数の量が多くなってしまうと、通貨の量があふれ、結果的にデフレを起こして、値段がどんどん下がっていってしまいます。

私が見ているところ、、ほとんどのマスターノード系の仮想通貨は、この報酬量が投資家の投資量を超えていて、価格が下がっているのがあたりまえのように感じます。

当初の見込みよりも、参加者がすくないことを受け、放置せず、諦めなければ、その仮想通貨は、変わりますが、ここで、諦めると、詐欺のようにプロジェクトがとん挫します。

私が、買っていたLINUX PAYは、下落を続けていたところ、マスターノード設立枚数を1万から5万に変えたことで、上昇傾向がみられるようになってきました。

計画通りに進捗しなければ、当初の計画を修正することは、当たり前のことですから、これを受け入れず、放置しているようなプロジェクトは、高いとん挫の可能性があると感じます。

そもそもの仮想通貨も、まだまだ信用を得られてはいないですが、信用度があがるにつれて、規制も厳しくなり、新しい仮想通貨の設立自体も難しくなっていくであろうことは、誰もが予想することかと思います。マスターノード系の仮想通貨も、そのながれで、規制が出てもおかしくない状況だと私は感じています。

以上が、私が10種類以上のマスターノード系仮想通貨の投資をやってみて感じたところです。

うまい通貨に出会えば、MN報酬と価格上昇の両方の収益で、想像以上のリターンがあるわけですから、そんな仮想通貨を見つけられると、とんでもない収益になると思いますので、おもしろいのは確かだと思います。

価格が少額なものは、終わりかけなものもありますが、情報を得ながら、投資してみてはいかがでしょうか。

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