DigitalOceanでのMNサーバー構築

背景

仮想通貨「LinuxPay」のマスターノード構築などで、複数のサーバーを構築しているのですが、Vultrで契約できるサーバー数の上限などから、DigitalOceanでもサーバーを運営する必要に迫られ、DigitalOceanでのサーバー作成を行いましたので、記録いたします。記録時期は、2018年9月の話ですので、ご注意ください。申し込みの指定方法が変わらないうちは、参考にしてください。

WEBサイト

DigitalOcean | Cloud Hosting for Builders
Simple, scalable cloud computing solutions built for startups and small-to-midsize businesses.

手順

①DigitalOceanにログイン

DigitalOceanの契約方法については割愛します。ログインすると画面右上に緑色の「Create」ボタンが表示されます。

②グリーンの「Create」ボタンを押す

新規にサーバーを作成する場合は、この「Create」ボタンを押下します。

③OSの指定「Distributions」

最初にサーバーマシンにインストールするOSの種類を選択します。たいていのマスターノードサーバはUbuntuだと思いますが、それ以外のLinuxディストリを利用する必要がある場合は、適宜変更してください。

今回はLinuxPayのMN向けのサーバーを構築するので、「Ubuntu 16.04.4 x64」のディフォルト指定で、進めました。

④スペックの指定「Chose a size」

スペックの指定ですが、基本的にはこちらもディフォルトの最低限の構成で、最安値のプランで、良いと思います。しかし、複数のマスターノードを運営するなど、サーバのマシンに負荷のかかる作業をさせたり、データ容量の問題があるのであればスペック変更をしましょう。

今回はLinuxPayのマスターノード用ですから、最安値のプラン。ディフォルトのままとしました。

⑤サーバーの設置国を指定「Chose a datacenter region」

どの国に設置されたサーバーを選択するかという指定になります。基本的には同じスペックであれば、どの国でも変わりませんが、ネットワークの接続速度の問題と、国際的な問題を想定して接続不能などを避けるなどを考慮する場合は、変更しましょう。

今回のLinuxPayのサーバーに関しても、国の選択を迷う必要はないのですが、アジアで近めの国ということで、シンガポールにしてみました。

⑥サーバー名称の指定(任意)「Choose a hostname」

サーバーの名称の指定に関しては、ランダムに作成されたディフォルトの名称で問題ありません。

私の場合は、サーバ名称をあえてつけて愛称で呼んでますので、名前を変更しています。基本的にディフォルトのランダムな文字列でよいです。

名前の指定を終えたら、大きな緑色の「Create」ボタンを押下してください。押下されると、サーバー作成の処理が走ります。待っていると、サーバ作成完了のメールが届きます。

 

 

⑦メールでの作成完了報告受領(IP、Username、passの受領)

DigitalOceanでは、IPやユーザー名、パスワードをそのまま画面では表示させず、メールで連絡が来るようになっています。

以上で、サーバの構築は完了です。また、DigitalOceanでは、初回のパスワードでログインすると、パスワードの更新を求められるので、適宜設定してください。

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