Geek Cashのマイニング手順を紹介します。CPUマイニングの手順を掲載します。
1.CPUマイニング
※上記はGPUマイニングの結果です。CPUは数枚~数十枚程度になります。
パソコンには必ずCPUがあります。GPUが載っていないノートパソコンでもできる、お手軽なCPUマイニングの手順について解説します。
マイニングソフトをダウンロードするためにGeek CashのWEBサイトに行きます。

画面の下部にある、「CPU Miner version win64」版の「Download Now」をダウンロードします。
ダウンロードフォルダに圧縮ファイルがダウンロードされているので、解凍します。
解凍したら、任意のフォルダに、格納します。私の場合は、Dドライブの直下に格納しました。下記の3つのファイルがされるはずです。
cpuminer.exe
cpuminer.res
cpu-miner.obj
バッチファイルの作成
毎回、コマンドウィンドウを開いて実行するのは、手間がかかりますので、ダブルクリックで、実行できるようにバッチファイルを作成しましょう。
テキストドキュメントで、新しいテキストファイルを作成し、「StartGeekMining.bat」のような名称で保存します。拡張子が「.bat」ファイルになっていれば、Windowsは自動的にバッチ実行ファイルと認識します。
バッチファイルの中身については、下記のように記述します。
cpuminer.exe -a geek -o stratum+tcp://asia.mining.geekcash.org:3333 -u “受信用アドレス”
“受信用アドレス”以外は、上記記述でそのまま記載します。”受信用アドレス”は、Geek Cashのウォレットで準備した”受信用アドレス”をしていします。
以上で準備は完了です。
マイニングの実行
マイニングを実行する場合は、先ほど作成したバッチファイルをダブルクリックして実行してください。
下記のような画面が出力されれば、マイニングの実行は成功です。あとは、受信用ウォレットにマイニングしたコインが送金されるのを待つのみとなります。
2.GPUマイニング
GPUマイニングはCPUマイニングよりも圧倒的に取得枚数が増えます。CPUマイニングであれば、最新のCPUを使っても10枚程度だった採掘量が、最新のGPUを使うことで50枚以上に一気に跳ね上がります。そのくらい効率的になります。
準備するもの
ディスクトップパソコンの場合
GPUの増設スロットがあるので、グラフィックボードがないものについては、自分で追加することが可能です。Geek Cashの場合は、NVIDIAのGPUのみ現時点で対応しているので、GTX1080Tiを買うのがベストです。
※Geek Cashのマイナーは、AMDのグラフィックボードは現時点では非対応です。
ノートパソコンの場合
GPUを積んでいるか確認しましょう。積んでいなかった場合は、GPUマイニングは行えません。諦めましょう。
ダウンロード
右下のGPUマイナーの「Download Now」をクリックします。すると、GithubのWEBサイトに行きますので、そこから最新版のマイナーを選択します。zipファイルを選択してください。
※現時点の最新版は上記の名前でした
ダウンロードファイルの確認
GPUマイナーの場合は、ダウンロードファイルの中身が、geekminer.exeのみとなります。これを任意のフォルダにおいてください。
バッチファイルの作成
CPUマイナーと同じ手順となりますが、マイナーを実行するバッチファイルを作成します。「startGeekMiner.bat」のような名前でファイルを作成します。
バッチファイルの内容の記載
「startGeekMiner.bat」に下記の記述を記載します。”受信用アドレス”には、ウォレットの受信用アドレスを指定してください。マイニング報酬が送付されるアドレスになります。
geekminer.exe -a geek -o stratum+tcp://asia.mining.geekcash.org:3333 -u “受信用アドレス”
マイニングの実行
「startGeekMiner.bat」をダブルクリックすることで、実行されます。あとは、報酬が得られるのを眺めていくだけです。
※私の場合は、GTX1080Ti、GTX1070Ti、GTX1050Ti×5という構成でマイニングしていますので、上記結果となっています。