アクアリウムのメンテナンス

アクアリウムを立ち上げた後のメンテナンス

  1. フィルタのメンテナンス
  2. 底石のメンテナンス
  3. 水草のトリミング
  4. 生体のメンテナンス
  5. 発生する藻のメンテナンス
  6. スネール類の扱い

フィルタのメンテナンス

  • スポンジの掃除
  • フィルタの交換
  • ポンプ類のゴミ掃除
  • ろ材の追加

フィルタのメンテナンスは、基本的には機能の回復が目的です。

スポンジの掃除

スポンジの掃除は、貯まったフンなどの老廃物が目詰まりしているのを取り除く目的で行います。たくさんの生体を入れれば入れるほど、当然フンも増えるので、取り除く必要があります。また、水草も入れれば入れるほどゴミがでます。そうやってスポンジにゴミが貯まることで、水の流れが悪くなってしまいますから、定期的に掃除をする必要があります。

あまりにもスポンジの汚れがひどく水洗いでは落ちないあるいは、スポンジが痛んできていたら、交換しましょう。

フィルタの交換

外掛けフィルターのような簡易的なフィルタでは、フィルターの目が細かくなっており、洗うだけでは取り除くことができません。そのため、定期的にフィルタの交換を行います。

※フィルタ内で育ったバクテリアも捨てることになります。これを勿体ないと感じるときは、ろ材を別途使うのが一般的です。

ポンプ類のゴミ掃除

ポンプなどの部品には、水草が絡まったり、藻が絡まって回転を妨げることがないようにスポンジでカバーされているのですが、スポンジで取りきることは不可能なので、定期的な掃除が欠かせません。

放置しすぎとポンプの動きが悪くなって、最悪交換になってしまいます。

私はトットーのパーフェクトフィルターを使っているのですが、結果的に1年に1回は交換しています。

ろ材の追加

よりクリアな環境にするためにバクテリアの繁殖をしたいのであれば、バクテリアの住処を増やすためにろ材の追加が欠かせません。しかし、目に見えての効果はないので、追加すると必ず水が綺麗になるという印象はありません。

底石のメンテナンス

  • ホースで水替え(フンの吸出し)
  • 底石の補填

ホースで水替え(フンの吸出し)

底石のメンテナンスは基本的にはあまりないのですが、底石にフンが貯まったり、害虫がいるときに吸い出すなど、水替えをするタイミングで綺麗にしていきます。

底石の補填

水替えを行うと底石を吸い込んで吸い出してしまったり、底石が粉上になることで減ることがありますので、底石の補充が必要になった場合は、追加していきます。

水草のトリミング

水草を育てている人にとっては、楽しい作業である水草のトリミングも定期的なメンテナンス作業の一つです。

長すぎてしまって水の流れが悪くなるような場所の水草など特に成長が早い水草を利用しているときは、2週間に1回くらいのトリミングが必要になってきます。

生体のメンテナンス

生体を飼っていて一番気をつけなければいけないのは、病気です。1匹がかかると続々と伝染していき、全滅してしまうことがあるので、薬の常備はしえおきたいです。

魚の場合は、病気になると小型のものは基本的に助けることができません。他の魚に影響がないようにケアする目的で薬を使うことが多いです。

金魚などの大きめの魚の場合は、病気になったあと薬で漬けることで、回復が期待できます。

縄張り争いが激しい種類の魚の場合は、あまりにも喧嘩が絶えない場合、水槽から出す必要が出てくる場合があります。

発生する藻のメンテナンス

アクアリウムをやっていて一番厄介なのは、藻だと思います。水草が綺麗に生い茂る水槽を目指したのに、気づいたら藻に侵され、無残な水槽になってしまうのはよくある話です。

エビを投入する

藻の問題が激しくなってきた場合に効果的なのは、藻を食べるエビの大量投入です。5匹や10匹といったオーダーではなく、30匹や50匹の大量のエビを入れると、一気に藻が減っていきます。

スネール類の扱い

築くと混入しているスネール類は厄介な生体です。水草などに混じって混入することが多いです。

スネールが発生した場合は、専用の収集容器を利用するか、ホースで吸い出すのが効果的です。


👈アクアリウムに適した生体を入れる

アクアリウムをはじめよう

  1. アクアリウムに必要な水槽一式を用意する
  2. 水槽、フィルタ、水草・石・流木をセッティングする
  3. アクアリウムの飼育水を作る
  4. アクアリウムに適した生体を入れる
  5. アクアリウムのメンテナンス