アクアリウムに適した生体を入れる

アクアリウムをやる上でポイントとなってくる、アクアリウムに適した生体について考えてみます。

アクアリウムに適した生体を入れる

目次

  1. アクアリウムの環境による制限について
  2. 自然の生き物を育てることはできるか?
  3. お店で売られている生体を利用するのがやはり一番

アクアリウムの環境による制限について

アクアリウムは、飼育とは違い生活に癒しを与える空間になりえると書きました。しかし、そのアクアリウムの環境で飼育できるものは何でもということはありません。

水槽には、まず大きさの限界があります。30センチから90センチ程度のスペースの水の中でストレスなく生きられる生き物でなければ、飼育することは不可能です。

日本の川にいる、アユやウグイなどの魚を小さな水槽で飼うことはできません。おのずと、小さな水槽環境で元気に生きることができる生体に限られてきます。

また、水の流れがないと上手く呼吸できない魚もNGです。葛西臨海水族園では、マグロのアクアリウムを実現させていますが、泳がなければ呼吸できないマグロを水槽で飼えるようにするには巨大な設備が必要になるわけですが、家庭のアクアリウムではとても無理です。

家庭のアクアリウムで、30センチから90センチ程度の水槽で、淡水か塩水かで、水流はない状態でも生きれる小型の生体だけに、おのずと限られます。

自然の生き物を育てることはできるか?

アクアリウムをやっていると、売られていない自然界の魚を育てられないのか?という疑問がわくことがあります。

私もブラックバスの飼育や、タナゴ、コイなどの飼育をやったことがあるのですが、結論から言うと、難しいものがありました。

自然界の生き物は、アクアリウムの環境では狭すぎるのです。自然界の生き物を水槽に入れると、どうにかして逃れられないかと、大暴れしてしまいます。そのくらい、本来の魚は元気なのです。

また、水を合わせるのも大変で、たとえ同じ環境の水を汲んできたとしても、長くは活かすことができませんでした。

お店で売られている生体を利用するのがやはり一番

生き物の飼育をいくつかトライした結果の今、私自身は、やはりペットショップで飼育された生体を購入するのが、アクアリウムにはやはり一番適していると感じます。

其の理由の第一は、すでに別の誰かが、水槽と言う環境で育てた生き物であるために、水槽に慣れていること。水槽内で繁殖することができたこと、環境に適応できている魚であるということです。

とても小さな魚であっても、死んでしまった姿を見るのはとても悲しいものです。毎日のように、肉や魚、寿司を食べているそんな現実がありますが、育てている生き物が死ぬのはやはり悲しいものです。

そんな生き物を育てるのであれば、その環境に適応したものが一番いいのです。

このサイトでは、アクアリウムに適した生き物たちを一部紹介していますので、よろしければご覧ください。


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  1. アクアリウムに必要な水槽一式を用意する
  2. 水槽、フィルタ、水草・石・流木をセッティングする
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