公証役場で定款の認証を受ける

軽いノリではないですが会社のハンコを作ってから数か月がたち、ようやく起業の手続きがすすめられるようになりまして、遂に公証役場での定款の認証を受けることになりました。現在の状況を記録として残したいと思います。

起業にあたり障害は何だったか?

これまでサラリーマンをしてきて、起業にあたり障害があったかと言うと、実は確実にありました。

おそらくサラリーマンとして働く人は誰一人その罠に気付かず働いていると思いますが、独立するときの最初の壁は、資本金でもなく、サラリーマンであったことから生じる営業先の壁です。

サラリーマン時代に知りえたことは、基本的に会社の資産であるということを、所属していた会社では言ってくると思います。

顧客のリスト、知りえた知識、などなど。

転職であっても同じではありますが、この壁があります。

サラリーマンとして、身を粉にして働いてきたのに、会社を出るときになって、会社に所属してやってきたことは、すべては会社の資産であるように拘束されてしまうのです。

はっきりいって、日本の就職とは、とんでもない奴隷制度ですね。

今回の起業にあたり、それをまじまじと感じることができました。私が作った会社では、それについては、言及しない、雇用契約書を作りたいなと思うくらいの、卑劣な雇用契約書を日本の企業は、結ばせています。

学校では教えてくれません。

公証役場での定款の認証を受けるまでの流れ

今日に至るまでにやったことは、freeeでの起業マニュアルのとおりに、申込をしただけで、時間にして、3時間程度のパソコン入力をして、公証役場に電話して、予約をとり、当日まで、まって、公証役場にいくというもので、はっきりいってすごく簡単なものです。

まだ、資本金の確認も発生していませんし、定款の認証時点では、とくにこれといった不都合はなく、スムーズでした。

公証役場での定款の認証までには、定款の印刷および作成、定款にハンコを押す、CD-Rを準備する、公証役場で発生する費用540000円を用意するがあります。

人によっては、どれも面倒なことになりえますが、私は、起業して法人を作ることは、10年以上前からの目標としてきたことですので、前向きな姿勢であっという間に終わり、少し物足りないくらいでした。

これから起業される方へのメッセージ

起業することは誰でもできます、でも実際にやる方はほぼいません。

ですが、起業をすることで、確実に世の中の仕組み、資本主義に対する知見が拡がり、多くのことを学べるようになると確信しています。

私は、30代で起業する目標を立てていましたが、実現できず、病気にもなり、結果として、45歳より少し前での起業に至りました。

ですが、これからの若者であれば、YouTubeなどもあるように、新しいビジネスがあちらこちらに散らばっている状態です。

10代~20代より起業の目標をたて、20代~30代で社長になり、このリアルの世界で戦っていってもらえればなと思っております。

就職よりも起業。また、起業をしたことは、人生に確実に深みを与えると私は感じています。

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