うつ病にまでなってしまった私がうつになってしまった理由を書いてみたいと思います。また、その回避方法も記載いたします。
目次
- うつ病の原因
- 社会がうつ病を生み出す根本原因
- 内向型の性格には不向きな社会システム
- うつ病の回避方法
- 筆者はどうしたか?
うつ病の理由
うつ病になる理由は、やはり自分への自信喪失です。毎日のように、できていないことを数えてばかりいるのです。
逆に言うと、誰にでも希望があることや、夢を忘れてしまっているのです。
- 勉強ができない
- 就職できない
- 仕事ができない
- 出世できない
- 頑張っても評価されない
- 自分の人生は真っ暗だ
これまでの人生で失敗してしまったこと、ネガティブなことだけを毎日考えるようになってしまい、その思考から抜け出せなくなってしまっているのです。
人間は誰でも、やる気になって行動を起こせば、必ず何かが起きるというのに、新しいことをやると失敗しかしないと思い込んでしまい、やればできるということを、完全にわすれて、何もやらなくなってしまいます。
そして、多くのことが、できなくなってもしまいます。
では、なぜ、そうなってしまうのでしょうか?
社会がうつ病を生み出す根本原因
それは、行き過ぎた競争社会です。
小学生の頃はあまり厳しくない競争ですが、中学生の頃になると成績の順位が出るようになり、通える高等学校が選別され、行ける大学、行けない大学が生まれ、仕事を選択した後でも、ボーナスの査定や出世で、評価をし続けるのです。
普通に考えて、休める時がありません。常に、評価され続けるのですから。
しかし、その評価制度があるのは理由があります。
内向型の性格には不向きな社会システム
外部の刺激に強い外向型というタイプの人であれば、悪い評価をされてもへっちゃらです。そして、全人口の5人に4人は、外向型と言われているのです。
彼らは、「悪い評価されちゃったなぁ、次は頑張るぞ!」お酒でも飲めば、次の日には、忘れてしまうでしょう。だからこそ、飲み屋さんが繁盛しています。
彼らには、競争型の社会システムの方が、やる気がでるのです。
ところが、全人口の5人に1人しないない、内向型の人は、こうはなりません。
なぜ、評価されなかったのだろうか、何が不味かったのか。
評価が出た後で、詮索や反省を続けてしまうのです。常に考え、反省をしている、内向型の性格が仇となってしまいます。
では、どうすれば回避できるでしょうか?
うつ病の回避方法
内向的外向型や、外交的内向型のような人であれば、現在の外向型向けに作られている社会システムでも、どうにか付き合っていけるかと思います。
しかし、内向的内向型ともいうべき、繊細な人は、うまく乗り越えられません。そのような人が、この社会でうつ病を回避するには次のような選択をとらないと厳しいと私は考えています。
- 外向型を避ける
- 評価のない仕事を選ぶ
- 集団ではなく個人で生きる生き方を見出す
外向型を避ける
本当に内向型の人は、集団生活を好みません。議論やミーティングなども、うまく立ち回れません。自分との思考時間が長いため、複数同時に会話をしなければいけない、打ち合わせは疲弊してしまいます。
できないことはないとは思いますが、ひどい疲れに直結してしまいます。一方の外向型は、お喋り好きで、永遠に話を続けられ議論をすることが楽しいのです。
これを回避するには、外向型を避けるしかありません。時間の制限や、仕事に集中させてくださいなど、外向型の同僚をうまく避ける言葉を使って、避けましょう。
評価のない仕事を選ぶ
集団でやる仕事では、必ず評価をされます。特別な能力をする必要とする仕事や、人数の少ない会社など、集団の力が必要ではなく、個人の力で働く生き方を選択した方がよいです。
「あなたにしか頼めない仕事」というようなものが適職になってきます。
また、このような仕事は就職によって得られるものではなく、外向型が集団ではできない仕事なので、時代のニーズにあった特殊な仕事でないと成立しません。
自分が得意なこと、嫌ではなく続けられることが、キーワードで、今の自分に向いている得意なことを見出す必要があります。
集団ではなく個人で生きる生き方を見出す
内向型は、集団行動ができないことはありませんが、やはり外部の刺激に弱いのです。
私のように一時的に社会に出て就職をし、外向型向けのシステムの中で、朝9時から夜の22時過ぎまで働くような働き方も、10年程度は持ちこたえられますが、それ以上は不可能だと思います。
それには、個人で生きる生き方を選択するしかありません。
内向型の人は、人より劣るということはなく、集団の中では、刺激が強すぎて、うまく自分の活路を見出せなくなってしまいます。
競争がない仕事に、早いうちから向かった方がいいでしょう。進学や大学に行ったとしても、外向型とは違うことを早めに認識して、集団の就職ではなく、自分で仕事を生み出すようなものが、見つかると一番いいですね。
筆者はどうしたか?
私は、このブログを書いているように、誰もができる仕事ではなく、自分しかできないような仕事を選ぶようにしています。
会社に属することを辞め、フリーランスになった後でも、自分が得意とする仕事にのみ特化して選択するようにしています。
また、無理に収入を得ようとするのはやめ、自分のペースで動くことを選択しています。
最初からフルタイムで、長時間拘束されていた時代の給与を求めてはいけません。
それよりも、自分らしく生きる生き方を歩むべきだと強く考えています。
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