頑張ってる自分を認めて和解しよう

うつ病になっている人は、自分に対する自分の評価が極度に悪くなります。ボーナスの査定が少し悪いだけで「自分はクビになるのではないか?」「昇進は絶望的だ」という思いが浮かぶだけでなく、鬱状態が酷くなると、もう自分には未来がないというような思い込みが出てきてしまいます。

実際、私がそうなっていましたので、気持ちはよくわかります。

しかし、あなたは、頑張っているのです。結果はどうであれ頑張っているのです。結果が悪くても、それはたまたま評価される状況に巡り合わなかっただけのこと。あなたがいなければできなかった仕事があるはずです。

しっかり続けていれば、長い間には、絶対に評価されることが見つかります。

でも、その前に、あなたが、あなた自身が頑張ったことを認めてあげられていますか?

頑張ったからといって評価されない社会

日本はいつからかわかりませんが、ほんの一握りの人だけにしか給料は支払えない社会になってしまいました。長引く不況の影響もあったと思いますが、高い給料は一部の人しか支払えなくなりました。

その結果、年功序列は崩壊、その場限りの評価主義となり、少しのことで人が評価されることは、あまりなくなってしまいました。

たくさんの社員がいるというのに、一部の人しか評価しない社会なのですから、多くの人は当然評価されません。そんなことで、絶望しても仕方ないではないです。

ほとんどの人が評価されないのですから、評価されなくて普通。

でも、あなたが頑張っているのなら、あなたが自分自身をまずは評価してあげれるはずです。

人生は、1年や2年のスパンで決まるものではなく、10年や20年といったスパンで動いていきます。苦労すればするほど、上手くいかない期間が長ければ長いほど、人は磨かれ、成長しているはずです。

私は、そう信じています。

だから、あなたも、あなたを評価してあげて下さい。結果は悪くとも頑張るあなたは、絶対に成長しています。

結果が悪いからと、自分を否定する必要はありません。

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