自分が「うつ病である」と家族や友人に言えない人ほど、うつ病が酷く進行してしまうと私は感じています。酷くなってからでは、回復までにとても長い時間がかかってしまいますので、気づいた時点で早めに周りに伝えておくことは重要です。
自分が「うつ病である」と家族や友人に言えない理由
本当にうつ病になってしまう人ほど、自分がうつ病だとは言わず、頑張ってしまうものです。私自身の経験だけではなく、実際職場で、うつ病になった人は、そのような人が多かったです。
「俺うつなんだよ」って、普段から言えるようなタイプは、本当にうつであったとしても、軽度であると感じています。
なぜ、本当にうつ病になってしまう人がうつ病と言わないかは、弱さを見せたくないからです。そして、自分でどうにか解決できると信じ、抱え込んでしまうからです。
学校の勉強を頑張った人は、カンニングしたり、相談したりということが苦手です。しかし、実際の社会では、相談は当たり前ですし、参考に見させてもらうことも普通にあります。
しかし、うつ病になってしまうタイプは、それが許せない人が多いのだと感じます。
うつ病になったとしても、どうにか自分で頑張ろうとしてしまうのです。
身に覚えのある人は、悩んでいたら打ち明けよう
もしこれを読まれていらっしゃる方が、すこし自分は、自分だけで頑張ってしまっている傾向が強いなと感じていましたら、その悩みを打ち明けてみて下さい。
恥ずかしかったり、自分が許せなかったりするかもしれませんが、本当の友人や家族であれば、きちんと受け止めてくれるでしょう。
私も最初は抵抗がありましたが、打ち明けたことで、すごく肩の荷が下りたことを覚えています。