「素人の視点」カテゴリーアーカイブ

ChigyoPianoの軌跡「6年間を振り返る」Twitter記念日

本日、2020/5/10は、ChigyoPianoにとって特別な記念の日、Twitter記念日です。歩みの遅い私達ですが、今回は特別記事ということで、この6年間をちょっと振り返ってみたいと思います。

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散歩しながらキーボード演奏をやってみた(*´▽`*)

ピアノの演奏を歩きながらやるということはふつうは考えられないことですが、持ち運べるキーボードなら実現可能ですよね!?ということで、近くの川にウォーキングにいったときのキーボード演奏の一部をご紹介したいと思います。

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ラ・カンパネッラのような上級の曲を弾けるようになっても苦手な初心者の頃の曲ってありませんか?

リストのラ・カンパネッラとか、ベートーヴェンの月光第3楽章とかの練習をしていたら、もはや小学生の頃にやっていた、ブルクミューラーとか、ソナチネとかは「簡単に弾ける!」そう言い切れたらいいと思うのですが、そうではないというのが現状でして。。。みなさんはどうですか?そんな話をお届けします。

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ピアニストや音楽家を悩ませる病気【局所性ジストニア】

局所性ジストニアというのは、音楽家向けにひらたく言うと、指が思うように動かなくなるような病気です。ピアニストを断念したり、音楽演奏に問題を起こしたり、思うような音楽活動ができなくなる、やっかいな病気です。これについて、今回は書いてみたいと思います。

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ピアノ演奏と手の大きさの関係(ナイフとフォークで食事をしましょうか!?)

ピアニストを目指さなくとも、ピアノ演奏を上手になりたいと思って練習してくると必ず出てくる壁があります。

それは、タイトルにも書いた通り、手の大きさの壁です。

日本でピアノの先生というと男性というよりも女性が多いことから、手の大きさは関係ない、工夫・やりようがあると言われますが、指の使い方や生活習慣による筋肉の発達の違い、そして手の大きさが違うことで、トリル等のフォームが影響を受け、音色やリズムに差が出てしまったりするというのを、聞いていますし、それを私も感じています。

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YouTubeのチャンネル登録者様へ「ありがとうございます!」

皆様、おはようございます(おはようの時間に記事を書いておりますので、おはようとさせてください。)

本サイトの公式ユーチューブチャンネルである「ChigyoPiano」

https://www.youtube.com/channel/UC5itlNrlmkjzatn8DXmL5egh

上記のURLのチャンネルですが、開設は、2011/5/29で、既に7年を経過しております。

当初は、子供のピアノ演奏を、ただアップロードしていたという、ごく普通の素人アカウントだったのですが、近年、チャンネル登録していただける方が、増えておりまして、30名様を超えるに至りました。

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ピアノ椅子を買いなおしました

今回は、ピアノの椅子を買いなおしたので、そのことに関しての話をしたいと思います。

ピアノの椅子は、大きく分けて背もたれのあるピアノ椅子と、背もたれのないピアノ椅子の2種類があると思います。

      

おそらく幼児期や生徒としてピアノ教室で練習を行う場合や、ピアノコンクールなどでは、上記写真の左側のピアノ椅子が使われていると思います。

一方で、成長し大人になり、プロのピアニストやちょっとしたピアノ弾きとなると右側の背もたれのないピアノ椅子が使われることがほとんどになります。

なぜ、このような違いがあるのかの私は答えは持っていませんが、イスの高さの調整のしやすさは、明らかに左側の椅子ですので、成長期には背もたれのあるほうの椅子が使われるのだと思っています。

一方の右側の椅子は、高さの調整は、ネジを回して行うので、頻繁に人が変わる場合は調節に時間がかかり使い勝手が悪いです。なので、同じ人が長時間弾くような場合には、右側のイスでもよいと思います。

また、背もたれの有無に関してですが、ピアノを弾く際に背もたれに背をつけることはなく、演奏の際に背もたれを使うことはありません。そのため、ピアノ演奏においては、左側のイスでも、右側のイスでも問題ないとなります。ところが、椅子の運搬のしやすさとしては、右側の椅子が明らかに良いです。

宅急便で発送するにしても、背もたれがない方が安上がりです。

これらの認識から、これまで私の息子には、安上がりで経済的な右側のイスを使わせていたのですが、このブログでも書いている通り、息子は音楽中学校に通っております。また、ピアノを弾く姿勢の大切さ、またタッチの角度の大切さ、たくさんの面から、椅子にも気をつけた方がいいことがわかってきています。

また、メーカーについても、結論としては教室やホールでも使われることの多いヤマハ製にしました。国内でピアノを弾くのであれば、圧倒的にヤマハのピアノが多く、必然的にヤマハの椅子が使われることが多いでしょうから、買うのであれば、ヤマハにした方がよいとの判断から、ヤマハの椅子にしました。

購入する椅子が決まった後は、価格の安いところを探したのですが、アマゾンにも出品がありましたが出品されていたものは楽器屋さんが販売しているもので、特に割引はありませんでした。そこで、ポイントサービスを狙って楽天のお店を探しますと、定価でポイントサービスのポイント付与率が高いお店がありましたので、そちらで買うことにしました。

また、ヤフオクで中古を検討したのですが、送料の5000円以上の負担をしながら、中古なら、送料負担がないが定価で販売された新品を買った方が長期的にはよいとの判断で、新品にしています。

なかなか、良い買い物になったかと思います。実際に買ったのは、下記のリンクからいけるお店の、ヤマハのピアノ椅子 No.5 です。

 

イスなんて、どれでも同じという考え方もありますが、姿勢のこと、タッチのこと、音色のことを考えると、実は、どれでもよくはなく、正しい姿勢に一番早く近づけるイスがよいということになるのです。

ピアノの「暗譜をしてきましょう」の深い意味

皆さん、元気にお過ごしですか?

おそらく多くの方はクーラーの効いた部屋で過ごしていると思いますので、この暑い夏は、外出するときにしか体感しないとは思いますが、だからこそ、体調を崩しやすいので注意が必要です。くれぐれも、お気を付けください。

さて、今日は暗譜についてのエピソードを書いてみたいと思います。先日、ピアノの先生が私の息子に対して

「来週までに、暗譜してきてね」

と伝えレッスンを終えました。暗譜と言いますと、基本的には、楽譜を覚えてきてねということなのですが、ピアノを弾いている皆さんはできていますでしょうか?

「そんなの簡単だよ。覚えたし、弾けるし。」

たいていの方々は、そうおっしゃいますし。小学生や中学生は、そのような認識で、いるとは思うのですが、はっきりっ言って、先生によって、求められていることのレベルが違います。

初心者:音譜だけを覚えるレベル

中級者:休符までキチンと覚えるレベル

上級者:強弱記号やその他の記号、カデンツまで意識し、きちんと覚え表現できるレベル

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さらには、完全に仕上げるレベルまでもが、「暗譜してきてね」に含まれているのです。ご存知でしたでしょうか?

はっきりと申し上げると「暗譜してきてね」という言葉は、音楽に対する熱意を試される言葉なのです。

大手のピアノ教室に通っていた頃は、「音譜を覚えて、楽譜を見ないで弾ければOK」という認識があったと思いますが、「暗譜してきてね」ということがどういうことがわかっている今、これからはそれは通用しないということが、親子共々認識できたところです。

暗譜してきてね=仕上げて来てね

ということでした。それが、プロを目指すなら当たり前ということでも、あるわけでですね。

ピアニストを目指すことは、勉強も頑張ること

ピアニストを目指す。

ピアニストを目指すのであれば、勉強はいらず、ピアノばっかりやっていればよい。

そのような思考で、ピアノをやっていることは非常に問題です。

ピアニストを職業として、目指すが、もしなれなかった場合のリスクをきちんと想像し、ピアニストになれなかったとしても、ピアノに関する仕事、あるいはピアノ以外で興味が持てる第2の目標に向かって、やれることをやっておく。

このような戦略的な思考を子供の頃から持っていないようでは、おそらくピアニストにはなれないでしょう。

なぜならば、音で何かを表現するということは、それくらい高度な知能が必要だからです。

よく売れてる芸人さんは、しゃべりの仕事だから、頭がキレると言われますが、これも同じことです、勉強は嫌いかもしれないが、人付き合いが上手い、客観的に状況を分析し、適切な発言をする。ときには、突飛な発言もするが、許容範囲。

そのようなことにも、高度な知能が必要です。

ピアノでご飯を食べるなら、ピアノ以外のことはやるべきではないという人も時にはいらっしゃいますが、スケートの羽生選手を見ても、最近の芸能界を見ても、一流とされる人となると、勉強もできることが多いです。

というところで、最近、我が家の息子ですが、ピアノの練習よりも勉強ばっかりしています。はっきりいって、心配です。というか、そうだったのなら、音楽中学校ではなく、地元の中学校でもよかったのではないか?

そう思うくらいです。

ショパコンで、上位に入ったピアノプレイヤーが、実は歯科医を目指していたり、音楽だけではなく、ほかのことでも優秀とされる人が多い印象があります。

そう考えると、まぁ、勉強している息子の姿も悪くはないのですが、ピアノは大丈夫か?という親心はあります。

ピアニストになれとは思っていないですし、なっても厳しいのが見えますから、勉強を頑張るのは、良いのですが、ただ、ピアニストになると言った言葉をみると、これがそれ?と感じてしまうのは、親だからでしょうかね。

とりあえずは、好きにさせますが、どうなるのでしょうか。といった親心で見守るしかありませんね。

最近は、何を弾いてるのかもわかりません。

ピアニストの道は、とても険しいですね

近、ピアノの記事は書いておりませんでしたが、ピアノの楽曲には触れておりました。そんな中で、最近思っていること、ピアニストの道について感じるところを、日記程度に書いておこうと思います。

ピアニストになろうとした場合、小学校以前から音楽教育が始まり、中学生になるころには、8年~10年くらいのピアノキャリア積んでいることになります。また、コンクールも何度も出場して、それなりの成績を収めていた方が、モチベーションの向上につながりますので、当然経験しているのが普通です。

でも、そのような子供たちは、ゴロゴロいます。軽音楽やピアノ以外の楽器の場合は、13歳から始めても、プロになる人という方がいますが、ピアノに限定して考えると、13歳から始めてプロになるというのは、きわめて稀な状況になっています。

なんと、厳しい世界なんでしょうか。

私は、これは非常に厳しいと思います。仕事についての意識を13歳で持つことも、なかなか普通ではないというのに、13歳頃から、これを仕事にするということを意識しても、やりたいことを仕事にするのは厳しいのですから、ピアニストになることが、どれほど難しいことなのかよくわかります。

また、コンクールで全国1位になったところで、それは日本国内の話。また、コンクールには、グレードがありますから、そこで一位をとったところで、通過点でしかありません。

大学受験の模試で、東大への合格判定が出た程度なのが、コンクール一位と考えてもいいかもしれない、それがコンクールだと私は感じています。

そんな中で、モチベーションを維持し、ピアノの練習を続けなければ、ピアニストにはなれない。そんな世界なのです。

安易にピアニストになりたいと言うとき、お金持ちじゃないとピアニストにはなれないよと、かなりの人がいいますが、実態は、お金よりも練習が足りなくて、ピアニストに慣れない人の方が多いと私は感じます。

それくらい、とんでもなく技術を要求されるのがピアノだと、常々感じています。

音楽大学を首席で卒業して、安易に、私はピアニストだ、ということは決してなく。やはり演奏の質、技術力、表現力、そして、演奏を超えた、人間力、が大事になってくると思います。

もし、ピアニストになりたいという方が、この記事を読んでおりましたら、軽い気持ちでは慣れないことを感じ取ってもらえると幸いです。

本日もブログを読んでいただきありがとうございました。また、別の記事でお会いいたしましょう。