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今日の昼(12時10分)は、 ピアノの森の記者発表会ですね

ピアノの森

このサイトでも、なぜか急激にアクセスが増えてる「ピアノの森」ですが、本日は、

TV「ピアノの森」の記者発表を、3月5日(月)お昼12時10分から実施、その模様をLINE LIVEで生配信します。

http://piano-anime.jp/news/180302.html

ということで、ピアノ演奏もあるという、なんとも楽しみな企画が進行しておりますね。

私も、先月末から何度か「ピアノの森」を読み返していますが、カイを中心に読んだり、阿字野先生の立場で読んでみたり、雨宮君、便所姫、それぞれの立場になって、読み進めると、新しい発見があり、作者はかなり考えて作っているんだなぁということをいまさら感じることが多々あります。

何気ない描写の中に、どれだけの思いを込めていたか!!

っていう話です。そういうことに、1回目は気づけないものですが、何度も読むと、何気ない絵、何気ない描写、言葉の中に、なるほど、そういうことか、さらには、自分自身のピアノとのかかわりから、深く理解ができる内容だと思います。

実際のピアノの学習をしている人にとっては、若干違和感を感じるところもあるとは思いますが、それでも、本筋としては、ピアノの学習者なら、理解できる作品として仕上がっていますので、テレビアニメもすごく気になるところですね。

4月の放送開始まで、待てないくらい、待ち遠しいです。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。

ピアノの森を最後まで、一気に読み返してしまいました

4月からのアニメ化が決まっている漫画「ピアノの森」ですが、私は先週から読み返し始め、映画版のアニメも見て、今日は結局最後までハイペースで読んでしまいました。

あっという間に読みたくなる内容なので、こうなってしまいますね。

私はこの「ピアノの森」を読み直す中で、涙を流すところがいくつかあります。私はやはり40歳を超える年齢に入っておりますから、阿字野先生の苦悩というか、そういうものに深い感情移入をしてしまいます。

事故で、フィアンセ、腕、そして、ピアニストとしてのステータス、それらをすべて一気に失い、ボロボロになりながらも、死んだように教師をやっていた事実。

半ば、死んだような状態で、一人きり生きていたわけです。描かれてはいませんが、絶望の中で、うつ状態で、生きていたのは間違いありません。「なぜ、私は死ななかったのだろう」(ちがったかも?)すべては、その言葉に集約されていたと思います。母親も死んでいた設定だったはずです。

そんな絶望の中に見つけた「才能」、一度死んだ命、いやむしろ、死んでいる状態の中で、命を懸けたっていいと思って、海を指導していたのただろうと思います。だからこそ、その中での急激な変化が先生にも海にもあったというわけです。(本当によく練られた作品だと思います)

数年前。私が「ピアノの森」の1回目を読んだとき、主人公は、一ノ瀬海のような漫画でしたが、実は、阿字野先生の物語がメインだと、いまさら気づかされました。

音楽家には、不幸がつきまといます。いや、人生というのは、いいところばかりでないので、誰もが不幸もあってこそ人生なのだと、今の私は考えるようになりました。生きるということは、残酷ではなく、生きるということはそういうことなのだと思います。

といことで、感動の涙を流しながら、最後の阿字野先生と海のK365の演奏を下記の動画を見ながら、想像してしまいました。

NHKの「ピアノの森」において、クラシックの描写やピアノの演奏がどこまで描かれるのかはわかりませんが、いずれにしてもクラシック音楽が取り上げられる作品ですから、ピアノが再度、脚光を浴びることを期待しております。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

ピアノの森-2巻 再読 アニメ化記念

http://piano-anime.jp/

ピアノの森は、3年以上前にハマって一気に読んでしまった漫画ですが、アニメ化記念に再度読み返してみました。2巻をネタバレしない程度に書きながら、気になるところを書いてみたいとおもいます。

第8話 サイコロステーキ

一度で楽曲を覚えられる天才の描写があります。また、虫歯を音で聴き分ける描写があります。子供のハッタリ的なものかもしれませんが、そういう雰囲気を出すシーンですね。

第9話 森へ

森のピアノを弾けるカイ!?雨宮君が阿字野先生にピアノの個人指導を断られる。AJINOピアノが育てたカイが表現されています。

第10話 阿字野壮介の栄光と喪失

ピアニストである阿字野先生の過去が語られるパートです。

第11話 Calling

阿字野先生の過去の続きのパートです。「どうして死ねなかったんだろう!?」という絶望のシーンが印象に残ります。そして・・・

第12話 茶色の小瓶

そして、ついに、カイの演奏を阿字野先生が聞くのがこのシーンです。ドビュッシーの月の光が聴こえてきそうな場面で、阿字野先生編曲の「茶色の小瓶」を弾く描写が印象的です。

「一緒にピアノをやらないか」阿字野先生が、先生からピアニストに戻る最初の一歩になったシーンと捉えると印象深いシーンです

第13話 へのへのモーツァルト

先生の誘いに心を揺さぶられているシーンに始まり、雨宮くんの家で、カイは楽譜が読めないこと、耳で覚えることがわかります。

そして、求められるもの、求められないものの葛藤のスタートがこのシーンで語られます。

モーツァルト ピアノソナタ ヘ長調 K280

第14話 優れた指導者

雨宮くんの思い込み「ピアニストにならなければいけない」これは親の刷り込みの描写があります。そして、「カイに阿字野先生に教えてもらうといいよ!」というライバルに対する芽生えのシーンがあります。誰かが自分以外の誰かに「才能がある」と言うのは、強い敵対心がある場合です。そこがよく描かれています。

第15話 クラシック・オールスターズ

職員室での阿字野先生の孤立。これはわかる人にしかわからない描写かもしれません。そんなプライド捨てろ、郷に入っては郷に従えという言葉どおり、染まらないなら失格という意見もあるかもしれませんが、それを突っぱねたからこその最後につながるわけですから。このシーンは特別です。

そして、阿字野先生の演奏がここで始まります。

  • ベートーベン 運命 第5交響曲
  • メンデルスゾーン 結婚更新曲
  • ショパン 変ニ長調作品64の1 「子犬のワルツ」

ショパンを、「子犬のワルツ」をここで持ってくるあたりは、イメージ先行かもしれませんが、良いと私は思いました。

あの「ピアノの森」が総合テレビでアニメ化決定!してた。

NHKの情報
http://www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=4666

ピアノの森は、私も全部買って読んだピアノ漫画の一つです。

育ちの境遇のシーンを考えるとNHKが、ピアノの森をやるなんてことはまったく思っていなかったのですが、ガイナックス × NHKということで、ヒットは間違いないだろうと思います。

ユーチューブで復活気味なピアノ人気がさらに再燃しそうな気がします。(ちなみにこのページで紹介している漫画はほとんど買って読んでます)

ピアノの森といえば、ショパンコンクールが意識されますか、次のショパンコンクールは、2020年です。

誰が出場するかはわかりませんが、16歳以上30歳以下ということで、あの子も、あの子、あの方もでるんじゃないかと想像が膨らみます。

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このピアノの森の放送により、ショパンコンクールの注目にも影響を与えるんじゃないかと、私は思っております。オリンピックもあるわけですが。

確実なのは、私の子供は年齢制限で出場の権利すらないことですが(笑

トルネの録音でになるかと思いますが、私も全部録画してみるき満々ですよ。あのエヴァンゲリオンのガイナックスですから、本当に楽しみです。

「ピアノのムシ8」を買い読みました

連日投稿ですね。今週はできた!(話がそれてしまいそうなので、戻します。)

以前からこのブログでも紹介していた漫画「ピアノのムシ」の8巻が6月1日に発売されていたようです。

私はこの漫画に昨年はまり、一週間でほぼ全巻買って読んでしまい。楽しんでました。

ということで、早速昨日買って、先ほど読み終えました。

具体的な中身については触れませんが。。。この漫画は、ピアノの調律をメインにしてますが、人間のリアルな生き様を描いているという点で、ものすごく面白く、魅かれる作品です。

もちろんピアノを扱っているというところで、私の琴線に触れているのは間違いないわけですが。。

いわゆる少年少女マンガによくありがちなのは、どちらか一方が悪で、もう一方は正義という、まったくもってうさんくさい、リアル感のない設定です。

映画を見てスカッとしたい人はそれでいいでしょう。

でも、私の場合は、一方的な正義は、どこか胡散臭くて気持ち悪いのですね。

リアルじゃない。

ピアノ調律の問題は、調律師だけの問題ではなく、メーカー、販売者、先生、親、そしてピアノ演奏者、いろんな人の問題であり

マフィアのボスであれ、犯罪者であれ、すべての人に正義はある

ということをどこかで聞いたことがあるように、それぞれの人にとっての正義が時には悪になったり、正となったりというのが、大変奥深いのでありますな。

今回は、まさかそっち!!という、逆転の展開もあり、やはり続きをみたいとさせる面白さがありました。

ちょっとマンネリ気味ではあるのですが、まだ、ぴりりとスパイシーな話もあってよかったです。

 

ピアノの調律師を選ぶ

前回の調律から1年以上経ってしまったので、ピアノの調律をしようと思ったのだけれども、「ピアノのムシ」を読んでしまった後の私は、購入店の若い女性では、ちょっと中古は扱いきれないんじゃないかと思ってしまっていて(たぶん思い込みなんだけどね)、今回は購入店以外の人を頼むことにした。

生ピアノが売れない時代の調律師は、なかなか経験を積むことはできないんじゃないかと、私は思うんです。

そこで、経験豊富な人を、「ピアノ調律.net」というところで探しました。

http://www.piano-t.net/

探し方は、

自分の住んでいる地域で、アップライトの調律料金を一番高く設定している人

です。

なぜか?

高い値段で勝負する=自信がある

それだけの理由です。何かしら腕に自信がなければ高い値段は設定できません。高く設定できる人は、何かが違う人だと思うわけです。

最低価格は9000円くらいですから高いといったって数千円の差なら許容範囲なので、腕のいい人に頼んでみたくなりました。

調律師の方の名前をググルと、Facebookでも情報を発信している方なので、なおさら頼んでみたくなりましたので、連絡後すぐに予約をしてしまいました。

どんな人なのか今から楽しみになってきました。

ピアノの森で「ショパン国際ピアノコンクール」を疑似体験

先日、漫画「ピアノの森」を購入したことをこのブログに書きました。全25巻で、まだ続いているのですが、面白かったので、私は三日くらいで、一気に読み終えてしまいました。

子供の頃だったら、いろいろなことに感動などせず、多くのシーンを読み飛ばしているた思いますが、まもなく40歳になろうとしている私ですから、子供の立場、青年の時の葛藤、人間関係、親としての立場、様々な人生経験をしたからこその「理解」があるので、またもや漫画を読みながら涙を流すことが何度かありました。

大人になると涙もろいってこういうことなんだなぁと、学べます(笑

さて、この漫画、どんなピアノ漫画かよくわからず読み始めましが、いきつくところ「ショパン国際ピアノコンクール」が描かれていました。

このコンクールは、ピアノを真剣に習ってかつ類稀な才能でもいないかぎり、縁はないと思うものなので、私のような素人がピアノの世界を疑似体験するにはよいと感じました。そういった意味でよい漫画だと思いました。ただ、できすぎている感はありますが(笑

YouTubeでショパンの演奏がなぜこれほど多いのか、その理由はこのコンクールがあるから?というのを私は感じました。もちろん、ピアノ曲を専門的に作った「ショパン」ですから、当然といえば当然ですが。

コンクールの採点方法、クラシックのあり方について、現代のピアノにおける論点が描かれている部分もあり、関係者が読むと、別の視点で物語を読む気がします。

ピアノと音楽への愛がないとピアノ漫画は、書けないだろうなといつも感じます。

続きが楽しみな漫画が増えてしまいました!!

漫画「神童」も読破!!

先週は、「四月は君の嘘」にはまったわけで、今日も読み返して、振り返ったりもしているんですが、月曜日からは、この神童を電車や寝る前に読んでいた。

といっても全部で4巻ものなので、かなりすぐに読み終わった。

またもや調べてみると、これもすでに映画化されそれなりに有名のようだ。

松山ケンイチが主人公「わお」を演じていたというのも知らなかった!

ピアノを題材とする漫画は、多くは無いのだけれども、どれもすばらしいと思う。

私が今ピアノにはまっているからなのだろうか?

絵はちょっと好き嫌いあるかもしれないけど、良い漫画だと思います。

「ピアノのムシ」を読んでます

先月に電子書籍で、ピアノをキーワードに漫画を探していて、はまってしまった、ピアノのムシです。現在6巻まで売られているのですが、すべて買ってしまいました。

天才肌の調律師が、ビジネス主義のピアノ業界の裏側に嫌気をさしている辺りの設定が、とても面白く、すごく気に入ってます。もしかしたら、業界のリアルな裏話かもしれませんね。

無理と思われる古いピアノを天才的に調律しているストーリーは、調律師に言わせると、ありえず眉唾なのかもしれませんが、金銭的に儲からなくて成り手が減っている状況では、プラスになる漫画であると思います。

助手の女性がいるあたり、「おいしんぼ」的なテイストも感じます。

生ピアノだからこそ、必要な調律の世界の話は、なかなか面白いですよ。おすすめです!