「情熱のピアニスト」カテゴリーアーカイブ

羽生結弦選手と言えば、陰陽師ですが、ショパンも使用していますよね

https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/figureskate/news/201802160000114.html

上の記事にあるように、羽生結弦選手もショパンのピアノ曲「バラード第1番」を使用されていますよね。演奏は、クリスティアン・ツィマーマンのものを利用されています。

フィギュアスケート の浅田真央選手が2010-2011シーズンのエキシビションにて用いていたり、羽生結弦選手も2014-2015、2015-2016シーズンでショートプログラムにて用いていたり。2017-2018シーズンのショートプログラムに自身3シーズン目でもと、何かと、良く出てくるショパンのピアノ曲「バラード第1番」ですが、この曲がそもそも有名曲であり、たくさんのピアニストの手によって演奏されたものがユーチューバーにアップロードされています。

ということで、このサイトでまとめ再生機能「YouTuberの演奏」に、ショパンのピアノ曲「バラード第1番」を追加しました。利用される方は、下のリンクから行ってくださいね。

YouTuberの演奏

どの演奏を聴いても、ピアニスト達の演奏ですから、良いんですよね。正直、どれもいい。古いものは録音状態が悪いので、若干聴きずらいのはありますが、どれもすばらしい。

その中で、クリスティアン・ツィマーマンを選んでいるのは、縁があったからのような気がします。東日本大震災当時は東京におり震災を私達と同じように経験したようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

被災者支援のチャリティコンサート・リサイタルを行うなど、縁があったのではないかと思わせますよね。

いやぁー本当に楽曲がすばらしいですよね。いかにもショパン。まさにショパン。

最後まで、読んでいただき誠にありがとうございました。

ピアノが上手いだけでピアニストになれるのか

先日、題名のない音楽会に出演していたピアニスト「ラン・ラン」氏について、以前どこかで演奏を聞いていたことがあったかもしれませんが、とんでもない人物であることがわかりました。。

もちろん、ご存知の方にとっては当たり前なのだと思いますが、私は知らなかったので、すみません。。反省します。

何が凄いかと言うとですね。

なんと!メタリカと共演してるんです

メタリカって言ったらですよ、クラシックとは真逆であり、決して上品ではなく、大変下品な私のような不良が好む、ヘビーメタル界の重鎮中の重鎮ですよ。

題名のない音楽中に、ラン・ラン氏が語っていた言葉「ピアノは何のためにやっているんだ」とアメリカに留学した時の先生に聞かれた時「コンクールで1位をとるためだ」と答えたそうですが、先生は「音楽は楽しむためにあるのでは?」とその時から、ラン•ラン氏は

「ピアノは楽しく演奏していいんだ」

と人生を変えるきっかけになったと語っておりました。その出会いがなければ、クラシックのピアニストが、メタリカと共演するなんてありえないですね。

ピアノの先生の中には、クラシック以外の音楽を認めない人もいるとは思いますが、まったく真逆の精神で演奏を楽しむのが、本来だと私も思います。

クラシックはあくまでも音楽のジャンルでしかないわけですから。

さて、このラン・ラン氏について、他の動画を見ていて気づいて聞かことがありますが、何と言っても有り余る、個性というか、自由さを持っていきがします。

レッスンビデオなどを見ているとわかると思いますが。

どうでしょう。Tシャツでラフな先生。どれだけ自由なんでしょうか(笑

クラシックとは、こうでなければいけないと固執すればするほどに、変化のないつまらない音楽になってしまっているのではないかと、私は思っています。

私も息子のレッスンを共に過ごすことで、ピアノとはどのように弾くものかを正しく理解してきたこともあり、ようやく、同じ曲を、何にものピアニストで聴き比べ、演奏の違いをわかることもできるようになり、クラシックの音楽の深みを味わえるようになってきた気もしますが、ラン・ラン氏のような自由なスタイルからなら、特に楽器に精通しなくても、わかりやすく楽しめる気がするのです。

エネルギッシュで無駄がなく、的確に、ユーモアを交えながらピアノを教える。演奏する。

ここまでくると、ピアノが弾けるのは当たり前で、それ以上のものを感じます。

日本に同じようなピアニストがいるかと問われれば、とても誰も真似できない気がします。

テレビに出演の多い、トークの得意な演奏家は、あえて名前を挙げませんが、多数いるとは思いますがどれも、演奏の方は、最高ではない気がします。

今回、ラン・ラン氏がスーパースターであることを初めて知った私でしたか、しばらくは注目のピアニストとして目が離せない感じです。

[情熱ピアノ]瀬田敦子 Ginastera Piano Sonata No.3 op.55 ヒナステラ ピアノソナタ第3番

[embedyt] http://www.youtube.com/watch?v=0IIXYudsxLw[/embedyt]

YouTubeで聞けば聞くほど、日本人のピアニストがたくさんいることはわかってきます。YouTubeでたくさんの演奏を見ることができるわけですが、では印象に残った演奏は?と問われると、なかなか見出せない。

月に一名みつかるかどうか。。。

探し方が悪いのかもしれませんが、私のペースでは、自分の心の赴くペースですが、月にひとりいるかいないかのペースです。

そんな中で、今日見つけたのは、「瀬田敦子」さんですね。

今まで、見たことがなかったかと問われれば、月光の第3楽章をいろいろと視聴していたときに、実は演奏を聴いていたのですが、それは、私の耳ではいまひとつだったので、聞き逃していました。

しかし、本日見た上の演奏は、迫力があり、かなりびっくりしてしまいました。

普通のピアニストというと、ピティナの延長の「ピアノ女優」のようなピアニストを私は想像しているのですが、「瀬田敦子」さんはまったくそれを超えています。

私がここで書かずとも、すばらしいピアニストなわけですが、今日私は改めてびっくりしましたので記録しました。

[embedyt] http://www.youtube.com/watch?v=7eGm0aaKuFw[/embedyt] 難しい曲として有名な「ラ・カンパネラ」の演奏もあります!少し録音機材が悪いのが残念です。