入れ食いのハゼ釣りが楽しめる新大島

釣り

ハゼ釣りと言えば、初心者のための釣りらしいですが、海なし県の埼玉出身の私にとっては、初心者の釣りと言えば、フナでした。さて、そのようなカルチャーの違いは置いておいて(笑)東京で釣りをする、初心者で釣りをするとなると、断然ハゼ釣りが良い!ということで、今回は新大島にハゼ釣りに行って来ましたというお話です。

訪問日:2021/9/27

ハゼ釣りと私

埼玉で育った私にとって、ハゼ釣りとの出会いは2009年だったかなと思います。東京で働いて、数年後、会社の後輩に誘われて、羽田の海浜運河で、ハゼ釣りをやったのがスタートです。

まぁ、そんな私があちこち釣り歩いて、2010年に見つけたのが、この新大島駅の釣り場です。当時は、いまのようにYouTube動画もなく、ネットの情報もほぼなくて、自転車で荒川水系を走っていたときに、たまたま見つけたわけですが、川岸の石積ブロックをのぞき込むと、いるわいるわ、ハゼだらけ。

これ、ハゼ?と当時思ったくらいのたくさんのハゼがいた、マル秘スポットだったのが、2010年。今では、有名なスポットになり、訪れる人もたくさんの釣り場になっていました。

新大島でのハゼ釣りのポイント

新大島は、釣り掘りですか?というくらい、自然ではない、人間が作った運河のような場所なので、釣り場の変化はあまりなく、上の写真のように、杭とロープで護岸された浅いブロックと、その先にやや深い船道がある場所です。

この場所は基本的には、ロープより内側の浅い場所で、ハゼを狙うのがセオリーです。船道では、手漕ぎボートの練習をしている船もたくさんありますから、投げ釣りで狙うのはNGでしょう。

釣りよりもボートの訓練場としての利用が優先されると思いますので、釣り禁止とならないように、釣りに行く人は言われなくてもマナーをつくって守るのが安全かと思います。

新大島のタックルについて

この釣り場は、基本的にはリール竿ではなく、2メートルから4メートル程度の手竿で、道糸とハリス、オモリ、針というようなシンプルな仕掛けで狙うと良いとおもいます。

市販品としては次の仕掛けがおすすめですね

気楽にハゼを釣るなら万能竿でOKです

ウキはあってもあまり関係はなくて、ハゼが食いつくのを見て、頃合を計って合わせるような釣り方になるので、目印があれば問題ないような釣り方でよいですね。

ハゼが食いつくと、ブロックに針を持ち込みます。ブロックには貝殻などがあるので、根がかり避けられませんから、最悪ハリスを切って、針交換をするような釣り方をすることになります。

すぐにハゼが釣れると思いますので、写真のような携帯のバケツは必須となってきます。

私が始めてハゼ釣りをやった2009年頃のハゼ釣りのエサは、青イソメだった気がしますが、時代は替わり、ホタテ貝になりました。

ホタテ貝はスーパーで簡単に手に入りますし、冷凍保存もできるので、もはやハゼ釣りと言えばホタテというような感じになってますね。

青イソメも今となっては高級なエサのイメージがありますし、1パック500円程度です。一方のホタテは、ベビーホタテなら、10個程度で300円くらいから手に入りますから、圧倒的に、ホタテ貝と言うことになるでしょう。

後は、生の鶏肉というのもエサになりますが、青イソメとホタテが同等だとすると、鶏肉は劣りますので、ホタテが圧倒的に有利なエサになります。

また、ホタテのエサに飽きる様子もないので、ホタテさえあればハゼ釣りは十分です。

缶詰のホタテ貝柱も常備しておくのはありですね

入れ食いの新大島

10年前に訪れた新大島ですが、10年前よりも水質が良くなっているような雰囲気もあり、ハゼだけではなく、ボラの大群もみられますし、キビレの回遊も見られます。

キビレを釣るとなると、船とのトラブルを考慮しなければいけないので、おすすめしないというか、辞めておいた方がよいでしょう。船が通らない場所で、やるべきでしょう。

ホタテで、ハゼ釣りを始めると、開始1分後には、釣れている。というのが、新大島だと思います。

そもそも見える場所にハゼがたくさんいますから、当たり前と言えば当たり前。

この風景がなくならない様に、適度なハゼの持ち帰りと、河川の美化、ゴミは持ち帰る、洗剤を使って川の水で手を洗わないなどといった、釣り人としての当然のマナーを守っていきたいものです。

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