格差社会、格差社会と言いながら、普通の何気ない毎日の生活が、格差が広がることを助けているのに、気にしていない人が多いと私は感じています。
そもそも私たちの行動からたくさんのお金を奪う仕組みが、税金としてあらゆるところに組まれています。そして、必ずしも税金の使い道が私たちにとって意味のある使い方がなされていないことは、多くのかたが感じているところだと思います。
何気ない私たちの消費行動が、一部の人へのお金の集中、そして格差の原因となっているのが事実なのですから、日々の行動には気をつけないといけないと私は考えています。
今回でお話ししたいのは、携帯電話です。
スマートホンほど理不尽な料金設定がなされているものはないと私は感じていました。
インターネットを使っていれば、信じられない料金設定のスマホのデータ通信料。
たった10GBのダウンロードで数千円から数万円という金額が請求されます。
ありえません。>_<
そもそも家でインターネットをしていれば、月に数百GBからそれ以上のファイルをダウンロードしていたとしても数千円ですみます
それが携帯電話・スマホになるだけで10倍以上の値段設定がされているのです。
そもそも携帯電話の時代は数MBの写真ダウンロードでさえ数千円という値段でした。
確かに携帯電話は電波を使うので基地局の設置に費用がかかるのかもしれませんが、それにしたって高すぎです。
さらには、電話を毎日何時間もしている人は明らかに多くないのに、通話時間が強制的に組み込まれている基本料金がありえません。
使わなくても、強制的にお金が取られる仕組みになっているわけなのですから。
回線を保有している電話会社は回線をたくさん利用させることが、収益につながります。だからこその、考え方ですが、これは、あまり電話を利用しない人が、頻繁に電話をする人を助けている構図ができあがっているわけです。
おしゃべり大好きな人、人に何時間もクレームを言い続ける人、自分では調べようともせず、人から会話で情報を得ようとする人、そんな人のために、間接的にお金を支払っているというような構図が、いまのスマートホンの料金設定からつくられているのです。
なんということでしょうか。
自分で何事も行うような人は、電話なんてしません。
依頼心の強い人間が、多くの人を巻き込もうとするのです。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、いずれにしても、誰かに何かをお願いするとかない限り、長く電話をするとかってありえません。
親しい人なら直接会えばいいのですし、会う仲なら、電話も手短でしょう。
そんなところに格安SIMが登場しています。
MNPでこれまでの電話も使え、データ通信込みで、なんと2000円しません。
私は、少しの間検討時間にあてていたのですが、格安SIMに移るべきだと結論づけ既に移行をすませています。
ドコモとの契約をしていたときは、月々8千円超えだった私の通信費が、楽天モバイルへの契約で月1500円程に抑えられるようになりました。
月6500円の違いは、2年で15万円以上の開きになりますから、iPhone6sをアップルストアなどから直接買ってもいいくらいの違いなわけです。
楽天モバイルの契約となりましたが、結局はドコモの回線なので、電話の品質に問題はありません。
また、電話は普通の電話をするのではなく、やや音の品質は悪くなりますが、LINE電話を使うことで家族との連絡は問題ありません。
データ通信において、ドコモ直契約に比べると、ややダウンロード速度が遅く、通信に時間はかかりますが、それでも6500円の違いを感じれるほどのサービスではありません。
格安SIMに変更した後で、後悔していることはまったくありません。
むしろ、ドコモに6500円も無駄に払っていたことがイライラするくらいの感覚が生まれました。
そこで、妻のスマホもドコモからmineo(マイネオ)に、契約を変えることにしました。
2年縛りの違約金を払ってでも、あきらかにお得なのですから、替えない理由が存在しません。
確かに、発売されたばかりの「iPhone6s」を新たに買って使うのであれば、ドコモとの直接契約を選択しても、料金の格差はあまりないとは思いますが、あくまでも2年程度で、それ以降は、ありえない無駄な費用を、格差を生む無駄な支払いをすることになります。
ですから、明らかに格安SIMを選ぶべきだと私は考えます。
金利1パーセント未満の住宅ローンを利用しているのに、数百万の早期繰上げ返済をしてお金が手元になくなり、新たに車を買う際に5%の金利を支払うマイカーローン契約をするような感覚が、3大キャリアを利用するイメージになりました。
そもそも仕事の電話なら、経費で落ちる会社の携帯電話で問題ないのです、それなのに数千円を支払うのは、まったくもってバカバカしくないでしょうか?
工場や施設で使われている法人向けの電気代も個人家庭に比べると安い設定なのに、個人からとるときはめちゃくちゃ高いわけです。
法人利用できる経営者がどんどんお金を支払わなくすむ仕組みをどんどん作り、そもそも給料の少ない個人からたくさんのお金を奪う仕組みをこの国は、いくつも作っているのです。
ですから、格差ができるに決まっています。
現実を直視して、行動を変えていきましょう!
あなたの行動が社会を変えます!