私はエンジニアに不満がありコンサルタントになり、コンサルタントに不満がありエンジニアに戻るという経験をしました。2~3年というスパンであれば、同じような経験をされた方は多いと思いますが、私の場合は8年づつですから、より深く体験し、思考を重ねていますので、参考になればと思い記載させていただきました。
目次
- エンジニアの幸せとは
- コンサルタントの幸せとは
- エンジニアの不幸とは
- コンサルタントの不幸とは
- エンジニアとコンサルタントどちらが幸せなのだろうか
エンジニアの幸せとは
私がIT業界に進んだ理由をまず書いておこうと思います、そのことで、私の思考や人物像が一部見れることでしょう。
私は大学時代は理系に進み、電気工学科に所属していました。しかし時代は電機メーカーが潰れる氷河期、この先はないと感じた私は、大学時代に楽しんだプログラミングやWEBサイトの運営からITを使った仕事を選択します。そこはコンサルティング会社が親会社のエンジニアリング会社でした。
それではエンジニアの幸せが何かをまずは書いてみたいと思います。私がIT業界に入ったころはグーグルの日本法人もなく、ほとんどのIT企業が無名の時代でした。
HTMLを使ったWEBサイトを作れる人さえ少なくプログラムが組める人もほぼいない時代です。そんな時代ですから、エンジニアがやらないことは無限でした。
- 新しい言語を楽しんで学ぶ
- 誰も作っていないようなシステムを仕組みから作る
- 技術的な問題を自ら考えて解決する
- 今では当たり前のコーディングルールなどをまとめる
- 適当に存在する標準をまともなものにする
エンジニアの幸せとは、技術的な問題を解決することだと私は考えています。他の方は知らない、コンサルタントだってよくわかっていない技術に精通し、ワクワクするようなコンテンツの作成に関われる。そこがエンジニアの楽しみでもあります。
本当の最先端のITに関われば、オープンソースの世界で英語圏のドキュメントに触れることが必然ですし、次々に出てくるアイデアにも触れることになります。日本にいながらも海外のことを考えるような世界でもあり、視野が広がることもエンジニアの幸せの一つだと感じています。
コンサルタントの幸せとは
エンジニアの幸せを書いた後で、コンサルタントの幸せは何かということを書いてみたいと思います。
コンサルタントは技術的な仕組みではなく、リアルな世界の現実的な問題を解決していきます。ここがエンジニアとの一番の違いです。そこから出てくるコンサルティングの楽しみであり、幸せとは何でしょうか
- 大企業の課題を解決することに携わる
- 報酬が大きい
- 顧客業務を変える提案ができる
- 自分達の優秀さを喜ぶ(苦笑)
コンサルティング会社は現実に存在するお客様=企業が抱える問題に取り組むことがメインの仕事となります。その解決方法はシステムやアプリではなくともよいわけですが、現時点ではシステムやアプリといったツールの利用が、何よりも問題の解決につながりますから、コンサルティング会社もシステムを作るSIerも同じようなことをしていますが、コンサルタントはシステムに依存せず、問題解決が仕事になります。
問題を外部に解決してもらうことができるのは体力(お金)のある大企業がほとんどで、コンサルタントはより大きな会社の仕事をすることになります。
また、実際の実務部隊ではありませんが、顧客の業務を学び改善点を見つけていきます。短期間で、様々な仕事や、法令を知るという意味で、コンサルタントは刺激的な毎日があります。
大手企業の問題を解決するということは、大手企業の人々が簡単に解決できないことを解決するということを意味します。そのため、報酬は膨大です。
若いうちから1千万円の給与というのが、すぐ手に届く存在でもあります。そして、おまけではありますが、大企業の偉い人たちができないことを解決しますから、自分達は優秀であり、選ばれた人材なんだと、褒め合うような瞬間もあったりします。(苦笑)
エンジニアの不幸とは
(つづく)
chigyo
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