琉金の飼育方法について、簡単に説明します。
琉金の丈夫さについて
琉金は、形からわかるように観賞魚として生まれた魚であり、金魚の中では、デリケートな種類となり、あまり丈夫とは言えません。
飼育水が合わないとすぐに病気になってしまいますし、ストレスなどでも病気になりやすい印象があります。
体が大きい分体力はありますので、病気など早期発見できれば、完治することができますが、発見が遅れるとやはり助けることは難しいです。
琉金に適した水温について
野外の水温で飼育したことがあり、水温には強い印象があります。ただし、水温が低いと活性は下がっています。
20度台の温度で飼育するのが元気があってよいと思います。
琉金の餌について
琉金の餌は専用餌はなく、金魚の餌を使います。金魚は、その体の色を楽しむので、色揚げ用という種類があります。
金魚の餌には、浮くタイプと沈むタイプがありますが、水槽で飼育する限り、浮くタイプの方がすくって捨てやすいので、良いと感じます。
潜ったきり浮いてこない魚や、深い水槽の場合は、沈む餌を使う方がいいと思いますが、絶対に浮かないという金魚はあまりいない気がします。
琉金とエビの混泳について
琉金とエビの混泳はよくありません。金魚的に、エビは美味しいエサです。エビは食べられてしまいます。
琉金は30センチ水槽で何匹飼育できますか?
実際に飼育できる数の経験値は1匹です。最大4匹を30センチ水槽で飼育したことがあるのですが、数が多いことが問題のようで、病気になりやすくなります。
ストレスもあるのかもしれません。
金魚は他の魚に比べると魚体が太いことでわかるように、よくエサを食べます。そして、フンの量も多いです。そのため、多数の金魚を同時に飼育すると水質の悪化が激しくなります。
外部フィルターを利用し、洗浄能力と、水量を確保し、こまめにフンの掃除をすれば、複数の金魚を同時に飼育できると思いますが、忙しい方には、おすすめできません。
上部式フィルターなどは、浮力のある餌を食べる金魚にはとても有効です。
琉金はジャンプするか?
琉金は、魚の形から大きく離れてしまった金魚なので、あまり活発にはおよぎません。どこかよちよち歩きの子供のような、ゆったりとした泳ぎ方になります。そのため、あまりジャンプをして逃げ出そうという姿は見たことはありません。
金魚全般には、上部式フィルターが有効
私の経験からの話ではありますが、金魚には上部式フィルターがものすごくよくあう気がしています。浮力のある餌を食べることが多い金魚のフンは、フンが浮いていることが多いので、浮いている水を吸い上げるという点で、上部式フィルターの威力が発揮されます。また、上部式フィルターのスポンジは上層にあるので、掃除もしやすく、金魚を飼うのにはとても便利です。