水槽のガラス面の掃除は、アクアリウムでは欠かせない作業の一つです。
しかし、スクレイパーを使うと、掃除が喜びにかわります。
まずは、スクレイパーを使用した写真を見て、効果を確認してください。
スクレイパーの効果
Before
ガラス面に苔がびっしりと生え、銀色のCO2の制御器が移っていません。これは気持ちが悪いです。
ここにスクレイパーを使って苔を落としていきます。
スクレイパーで、ちょっとこするだけで、びっくりするくらい簡単に苔が取れます。ガラス面から離れた苔は水槽内に舞っていきます。
After
スクレイパーを使う前は全く映ってなかった、CO2の制御器が鏡のように反射して映るようになりました。むしろ外側の水垢が気になるようになってしまいました…
スクレイパーの選び方
スクレイパーの選び方は、使いやすさにポイントを当てるとよいです。スクレイパーは、ガラス面に当て、上下の動きで使うときが一番苔をとりやすいので、水槽の高さに合わせるがよいでしょう。
斜めに当てると上手く苔はとれません。
たいていのスクレイパーは、長さ調整できますが、長くして使うと、つなぎ目の部分の微妙なブレが気になります。そのため、できればつなぐジョイント式ではなく、そのまま使える長さのものが使いやすいでしょう。
34cm or 66cm サイズ
30センチ水槽あるいは、60センチ水槽にぴったりのサイズ感のスクレイパーです。
46cm or 66cm サイズ
45センチ水槽あるいは、60センチ水槽にぴったりのサイズ感のスクレイパーです。
私はこれを買ってしまい、25センチ水槽や高さが20センチの水槽に使用しているのですが、長さに関しては、長すぎて使いづらいです。
※安さでは選ばず、水槽にサイズがピッタリ合うものを選択してください。
多機能タイプ(56cm~80cm)
材質が樹脂になりますが、伸縮タイプかつ多機能なスクレイパーも販売されています。
購入された方の評価を読んでいると、ジョイント部が抜けやすかったり、ジョイント部に水が入り込むなど、改良の余地はありそうです。網は枠が太く使いづらそうです。また、ポーチのような袋は付いてませんので、別途用意する必要があります。
割りばし
水槽のガラス面への当て方にコツはありますが、割りばしを使って苔をとることも可能です。
スクレイパーは、横幅が結構あり、一気に掃除できるところはいいのですが、細かいところは、やや使いづらいです。
そのため、細かいところの掃除をする際には、割りばしを使うことがあります。切れ味というか、苔のとれ具合はあまりよくはないですが、苔が取れないことはないので、お試しください。