あの「蛭子さん」の本「ひとりぼっちを笑うな」を読んでみた

テレビで活躍する、蛭子能収さんの本を読んでみました。

特に思いのある方ではなかったのですが、私自身が内向型であること、家族はいますが一人での行動が好きな事というかむしろ気楽であることの自覚があることから、興味を持ちました。

アメリカの表面的な自由について、肯定的に捉えているところには違和感を覚えましたが、それ以外のところは結構共感できることが多かったので、なかなか自分を知る上でのよい本でした。

共同作業は手を抜くといった話がでてくるのですが、その気持ちはすごくわかりますね。主張する他人とバトルするならば、その時間がこそがもったいないとの考えを私ももっていましたので共感できました。

私の場合、みんなで何かをするときには、自分のやり方と違っても、問題なければ指摘もせずに、そういうやり方もあるなと進めます。

この本を読んで、驚いたというか、気になった内容としては、世間が蛭子さんのような人を受け入れ始めたという箇所でしょうか。

うつ病が流行る時代の終わりの幕開けだからでしょうか。

ゆとり教育の失敗に始まり、個性は探すのではなくて、そもそもすべての人が生まれた時から持っているものといった変化が、起きている。

つまり、アナと雪の女王ではありませんが、「ありのまま」でいいんだという、本当の人間のあり方が見えてくるのです。

そういった話は、この本だけではなく、いろいろな方がブログなので、語っている気がします。

テレビという一部の人間が世間の流れを操作できてしまった、時代が終わり、多種多様な人間だけではなく、生き物がこの地球には存在していて、それぞれが摂理という名の連鎖でつながっているということの理解が深まってきている気がしました。

人類の長い「さなぎ」の時代が終わり、蝶として生まれ変わるときがくるのではないか、そんなことを私は考えるようになってきています。

それがアセンションだとは、私はまったく思いませんが。

 

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