学ぶことの少ない人は、牛のように老いる。
かれの肉は増えるが、かれの智慧は増えない。
この教えはなかなかわかりやすい話でありますね。
中年になると、ビールを飲んでお腹がたるんでしまったりするわけですが、それは何かたるんだ人生を送っているんだということを批判しているかのような印象があります。
どの会社にも、口数だけやかましく、自分には甘い人というのはいるとおもいます。もちろんこれを書いている私も、自分に甘くなっているなと感じることはないことはありません。
常に今があって、その行いが未来を作っていく。
今の学びが、将来を作っていくわけであり、そのことをわすれてしまったら、ただ老い、太るということ。
人の生き方は、昔から何も変わっていないのだと感じますね。
まず自分で学び、そして人に強制することなく影響を与え、動かしてしまっている。そんな上司・先輩という存在は、なかなか見出せない現代にあっては、仏教のおしえというのは心に染み入るものがあります。
今日も新しい気持ちで、生きて学びましょう。