つとめ励む1

戦場において百万人に勝つよりも

唯だ一つの自己に克つ者こそ

実に最上の勝利者である


現代社会で生きていると親の望み、先生の望み、会社の方針などなど、自分ではない誰かの目的のために動くことが多くなる。

自分のために働いているようで、お金を手に入れるために、自己の意思とは異なることをすることも多くある。

戦場というのは、実際に殺しあう悲惨な場所であったと思うが、平和に見える日本であっても、お金を奪い合う修羅の道がないこともなく、会社では昇進を争ったり、学校ではテストの点で争ったりと、争いが絶えることがない。

そして、その争いの勝利者であるような人物達の声を聞いてみても、「家庭においては不適切な親であった」というような後悔の念を抱いたまま、この世を去る人物もいたりする。

自分の人生において何をすべきか、その答えはそもそも存在しない。しかし、今日、まさに今、やれることはある。そのことをしっかりとやることが、自己に克つことなのであると私は思う。

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